京都総合観光案内所(京なび)におけるモバイル旅程・観光データを活用した観光案内DXの実証実験を開始

株式会社TOKI、ベアラックス株式会社の2社は京都総合観光案内所(京なび)と連携し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用したより質の高い観光案内の実現と次世代の観光案所のあり方の検討を目的に、旅行・コンシェルジュ業務管理ツール「TRAVESENS」(トラベセンス)のモバイル旅程ツールを用いた実証実験を開始しました。

今回の実証実験では、旅行者にとって着地における重要な情報収集の拠点である観光案内所を舞台に、案内した内容を統計情報として蓄積・分析し、分析したデータを案内の現場に再活用することを目指します。「提供する案内の質の向上の実現」と「観光案内所の知識やノウハウの伝承」が持続可能な観光案内の構築につながるという仮説を基に「TRAVESENS」(トラベセンス)を通じて実証を行います。
また本取組みは、「京都観光振興計画2025」(令和3年3月京都市策定)内に掲げられている「あらゆる人が快適に観光できる受入環境の充実とデジタル化の推進等によるおもてなしの強化」の考え方にも資する取組みと考えています。

1. 実証実験のフロー

 

京都総合観光案内所(京なび)におけるモバイル旅程・観光データを活用した観光案内DXの実証実験を開始のサブ画像1

2. 検証内容

① 観光案内所を訪れるお客様の属性・観光周遊データの分析
② 観光案内所のデジタル接客による、案内所業務のデジタル化・効率化・非接触化・紙媒体の削減
 

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3. 旅程作成ツール「TRAVESENS」(トラベセンス)とは
株式会社TOKIがベアラックス株式会社と共同開発を行うDMO仕様のDMP・旅程作成ツール。
(ツールイメージ:左 Travesens管理画面・右 モバイル旅程サンプル)

 

 

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4. 問合せ先
株式会社TOKI
[email protected]

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(参考)
・「京都観光振興計画2025」について
令和3年4月~令和7年度末の5年間における、「市民の暮らしの豊かさの向上、地域や社会の課題解決、SDGsの達成に貢献し、感染症や災害などの様々な危機や環境問題に対応していく持続可能な観光」を目指した京都市における観光振興計画。

・「株式会社TOKI」について
国内海外富裕層向けに、エクスクルーシブツアーの企画販売を提供する第三種旅行代理店。自社の旅行商品のデータ基盤とコンテンツ、業務プロセスをシステムに移すことで、日本初のクラウドプラットフォーム上で訪日旅行業務運営・管理を可能とするソフトウェアTRAVESENSの開発・販売を行う。

・「ベアラックス株式会社」について
日本全国から厳選された日本ブランドや独立系高級宿の会員組織。加盟施設は北海道から九州の各エリアを代表する70施設の高級旅館・ホテル・ヴィラ。高付加価値型観光サービス予約・決済ポータル「Bear Luxe Japan」開発及び運営会社。観光業界に特化したマーケティング・コンサルティングサービスの提供を行う。

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