規格外野菜をアップサイクルした乾燥野菜を通じて、農業の存続に取り組む「OYAOYA」クラウドファンディング350%達成

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適正な価格で仕入れるフェアトレードを大切にし、長期的な関係を構築し農業の存続に取り組む

​OYAOYA(本社: 京都府京都市、代表:小島怜)は、乾燥野菜に農家さんの魅力を詰め込み丸ごと味わう5日間を2021年12月21日にMakauke公開し350%を達成。
URL:https://www.makuake.com/project/oyaoya/

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  • 事業背景

形は悪いが、味は美味しい規格外野菜は1農家あたり全収穫量のうち3割あると言われています。既存の流通では、直売所や産直EC、加工、廃棄が一般的です。しかし直売所では他農家との価格競争。産直ECは出荷作業の手間がかかり農作業がおろそかになる。加工は規格外野菜が取れすぎた時に廃棄になるという課題があります。
京都府内でヒアリングをした30代若手農家は年商1000万円のうち、300万円が規格外野菜を直売所で販売して得た、売り上げでした。しかし他農家との価格競争もあり、年々売り上げは減少傾向にあり新たな販路開拓を目指している。

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規格外野菜流通における難しさ
行き場のない野菜を流通させ、食品ロスの削減に取り組むには流通に2つの課題があります。

1. 鮮度の問題
野菜は収穫後から鮮度が落ちます。出荷量に合わせて野菜を収穫するのが一般的ですが、規格外野菜は畑から収穫しないと見分けがつかないという課題があります。そのため収量を予測することが困難であります。
2. 規格品の単価が下がる
既存の直売所などで安価で取引することで、形が良い規格品が購入されにくくなるという問題があります。そのため規格外品を青果の状態で流通させるのは難しいと考えています。

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  • クラウドファンディング実施の目的

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乾燥野菜である理由
OYAOYAは食品ロスの削減に向けて規格外野菜を乾燥野菜にして販売する理由が3点ある。

1.常温で半年間の日持ち
乾燥加工すれば常温で半年間日持ちがするため、規格外品が多く収穫できた時に加工することで食品ロスの削減を防ぐことができる。
2.手軽に食べられ野菜不足
1日あたりの野菜摂取目安が350gと言われている現代で、都市部を中心に野菜不足に悩む社会人が多い。乾燥野菜は自宅に常備しておくだけで手軽に野菜を食べる事ができる。
3.生産者の栽培方法によって味が大きく異なる
乾燥野菜は水分を抜いて、味をギュッと濃縮するため栽培方法によって味が大きく異なる事が特徴である。そのため、こだわった栽培をしている生産者の野菜を使った乾燥野菜は、味わいはもちろん、香りや色までフレッシュである。

クラウドファンディング目的
実施中のクラウドファンディングでは、ユーザからの要望が多かった生産者を知りたいという声に応えて生産者と共に商品化するまでのストーリーを冊子にして届ける。
生産者の魅力ごと読んで味わえる「OYAOYA」の乾燥野菜だからこそひと味も、ふた味も違って、味に深みが増す食体験を届ける。そしてユーザとのコミュニティを築く事で農業のある暮らしを届け、食品ロスの削減と農業の存続に向き合う。

代表者

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立命館大学在学中に農業地理学について研究。その後在学中に、OYAOYAを創業。卒業後も同事業を継続し、京都北部の平均年齢33歳の若手10農家と共に事業を進めている。

□MakuakeURL
URL:https://www.makuake.com/project/oyaoya/

お問い合わせ窓口:[email protected](小島)

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