船場、コンテナを使ったエシカルなグランピング施設「NEMU フォレストヴィラ」の設計・施工を担当

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株式会社船場(本社:東京都港区 代表取締役 八嶋大輔 以下「船場」)は、三井不動産㈱と三井不動産グループの伊勢志摩リゾートマネジメント㈱が伊勢志摩国立公園内「NEMU RESORT」に4月21日にオープンした宿泊施設「NEMU フォレストヴィラ」において、船場が推進するエシカルデザイン※に取り組み、人・地域・自然環境に配慮した設計・施工を担当しました。

1. ヴィラの建築構造に「コンテナ」を使用

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レスキューホテルシリーズでも話題の共通価値の創造企業㈱デベロップに技術的な協力を得ながら、コンテナを利用したニュータイプのグランピング施設を提案。

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➀移設・再利用・増改築がしやすいため、将来的なリニューアル等の際にも廃棄物の抑制が可能。
➁工場生産品のため現場工事で発生する廃棄物の削減を実現。
➂一般的な宿泊施設と比べて工期を3分の1程度に短縮可能。

 

2. 環境へ配慮した設計

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● 既存地盤を活用
既存地盤の切り盛りのみで地形の起伏を表現し、新しい土の購入や残土の処分を回避する計画。汚水浄化槽
の処理水や雨水は計画地周辺の自然の谷戸に放流し、河川や海への直接放流による水質悪化を回避すると
同時に、地域の水源涵養に寄与しています。
● 木や芝生を植栽
既存の土地には樹木が存在しなかったため、樹高3m以上の高木を112本、1.5m 以上の中木を189本、低木
を480本、合計781本を新規に植栽し、その他、地被や芝生などを植栽しました。土地の生態系保全に寄与し
ています。
● 環境に配慮した建材(エシカルマテリアル)の採用
➀再利用可能で、廃棄時にも有害物質を出さない天然木材をデッキテラスに採用。
➁壁面と天井は卵の殻をリユースしたクロスを使用。
➂ベッド背面にはシルクやセルロース繊維などの天然繊維から成る揮発性有機化合物フリーの左官材を選定。
➃一部ファブリックは原料の30%が植物由来の人工レザーを採用し、石油由来材用の使用を1㎡あたり0.66ℓ削減。

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3.「 NEMU フォレストヴィラ」について

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英虞湾を臨む大崎半島の半分近くを占める広大な複合型リゾート「NEMU FORESORT」内にある、「穏やかな自然と調和したプライベート空間」をテーマとした宿泊施設。約10,000㎡の雄大な敷地に8棟のヴィラを贅沢に配置。伊勢志摩国立公園の雄大な森林や星空と調和し相対する癒しの時間を体感できるよう、室内とテラスや庭の屋外を一体的に利用でき、開放感のある空間です。

運営:伊勢志摩リゾートマネジメント株式会社
所在地:三重県志摩市浜島町迫子2692-3(伊勢志摩国立公園内)
H P:https://www.nemuresort.com/forest-villa/

本案件を推進したエシカルデザイン本部 ZERO Divisionでは、未来の環境へ配慮した新規事業創造に力を
入れています。船場は今後も「未来にやさしい空間を」をミッションに、エシカル活動を推進します。

※エシカルデザインについて
船場は2021年よりエシカル活動に力を入れています。人や地域や自然環境に対して思いやりの視点を持ち、これまでの空間創造における全てのデザインプロセスを「Re-think」することから始めるSemba Ethical Design Thinkingを推進。2022年から「未来にやさしい空間を」を企業のミッションに掲げています。

▶資源循環型リノベーション「CIRCULAR RENOVATION®」の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.semba1008.co.jp/ja/release/news/news-20210312.html

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