棄てられる漁網を衣服の原料にするチャレンジ「UNTANGLE IT™(アンタングルイット)」豊島とSHINDOがブランドパートナー連携

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~「UNTANGLE IT™」から生まれた繊維を原料としたテープなどを展開~

 快適なライフスタイルの提案を目指す豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区)は、棄てられる漁網を回収して繊維原料にする取り組み「UNTANGLE IT™ (アンタングルイット) 」 を展開しています。
 今回、環境に配慮した生産をミッションとし、産業資材、シリコーン、服飾副資材を事業を柱に、アパレル衣料・スポーツ衣料向けに服飾副資材の企画・製造・販売を行う株式会社SHINDO(代表取締役:新道忠志、福井県あらわ市)とUNTANGLE IT™に関わる新製品開発の推進及び、用途範囲の拡充を行っていくことを目的に、ブランドパートナー連携を締結しました。今後、UNTANGLE IT™の繊維を用いた高品質のテープ等を展開予定です。

棄てられる漁網を衣服の原料にするチャレンジ「UNTANGLE IT™(アンタングルイット)」豊島とSHINDOがブランドパートナー連携のサブ画像1

■使い古され廃棄される漁網を衣服の資源にする「UNTANGLE IT™(アンタングルイット)」とは?

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 使用済の漁網をリサイクラーと呼ばれる回収業者が回収し、その漁網を加工・選別してアパレル製品に適した繊維を生み出すアップサイクルシステムが生まれています。私たちは「豊かな海を守るために、今私たちができること」という考えのもと、このシステムで生まれた繊維を用い、生地、服飾副資材、およびアパレル製品を開発・生産していきます。これは、2020年6月に豊島が発表したSDGs宣言内の5つの使命のうちの「地球に優しい素材づくり」に貢献する取り組みとなります。
 漁網が新しい製品に生まれ変わるというサイクルを作り「漁網は再活用できる」という意識が人々の中に生まれ、積極的に回収に関わっていただくことで、将来的にゴーストフィッシング削減の一助に繋がることを願っています。

 

棄てられる漁網を衣服の原料にするチャレンジ「UNTANGLE IT™(アンタングルイット)」豊島とSHINDOがブランドパートナー連携のサブ画像3_▲海洋を漂流するゴミ。海洋に漂着するゴミを総じて「マリン・デブリ(海洋のゴミの塊)」と呼ぶ。写真は様々な漁網が絡みデブリ(塊)状になったもの。デブリの中には釣りに使用するルアーも。▲海洋を漂流するゴミ。海洋に漂着するゴミを総じて「マリン・デブリ(海洋のゴミの塊)」と呼ぶ。写真は様々な漁網が絡みデブリ(塊)状になったもの。デブリの中には釣りに使用するルアーも。

■SHIINDOが開発した、UNTANGLE ITを使用したテープの画像

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■「漁網を含む漁具」がもたらす問題「ゴーストフィッシング」について

棄てられる漁網を衣服の原料にするチャレンジ「UNTANGLE IT™(アンタングルイット)」豊島とSHINDOがブランドパートナー連携のサブ画像5_▲漂着する漁網を含む漁具が海洋生物にとって脅威となる「ゴーストフィッシング」のサイクル図▲漂着する漁網を含む漁具が海洋生物にとって脅威となる「ゴーストフィッシング」のサイクル図

 UNEP(国連環境計画)とFAO(国際連合食糧農業機関)によれば、毎年約640,000トンもの「漁網を含む漁具」が海洋へ放流されていると算出されています※1。
不法投棄を含め海洋へと放出された漁具は、海洋を漂流し海洋生物に絡み“意図せぬ捕獲”をして海洋生物に危害を与えます。漁網は高品質の合成繊維でできており、耐久性や耐摩擦性に優れています。それら「漁網を含む漁具」は朽ちることなく海洋を漂流し続けます。
この一連のサイクルは「ゴーストフィッシング」と呼ばれ、海洋生物にとって脅威になっています。

※1Graeme Macfadyen, Tim Huntington, Rod Cappell,
"Abandoned, Lost or otherwise Discarded Fishing Gear” UNEP, FAO 2009

 

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■株式会社SHINDO https://www.shindo.com/jp/
 1970年創業。“こころでつつむ 人 環境 未来”をテーマにグローバルな事業戦略を意識しながら、最大限のコストダウンを実現し、環境に配慮した製品の付加価値を提供しています。SHINDOは産業資材、シリコーン、服飾副資材を事業の柱に、それぞれの分野を融合し、世界に類を見ない新しい商品の開発に取り組んでいます。太陽光発電設備や排熱回収システムなどの環境に配慮した省エネ設備を兼ね備えた石塚工場(福井県あらわ市)に物流センターが併設され、生産から流通までの一環体制を構築しています。福井を本社に東京、大阪、ドイツ、ミラノ、ニューヨーク、ロサンゼルス、香港、上海、広州、北京、深圳、ベトナムに拠点を整備、S.I.C.(エスアイシー:リボンなど細幅の服飾副資材の総合ブランド)を中心とした商品を見る事ができるショールームをパリ、ニューヨーク、東京、上海、広州、香港に展開しています。また、中国の汕頭に環境に配慮した工場を設置しています。

 

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■豊島株式会社 https://www.toyoshima.co.jp/
 1841年創業。180年の歴史の中で、時代の変化に応じて事業領域を拡大。現在では世界各地から原料・糸・生地の買付け・販売や、最終製品の企画から生産管理、納品まで一連のプロセスを手掛けファッション産業のあらゆる過程において総合的に事業を展開しています。また、持続可能なライフスタイル提案企業としてさまざまなサステナブル素材の開発と提供、そしてテックベンチャーへの投資やスマートウェアの開発を推進しています。2019年より、「MY WILL(マイ・ウィル)」をステートメントとし、サステナブル&テクノロジーに対する当社の姿勢を打ち出しています。

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