国際馬術連盟(FEI)、東京2020オリンピック・パラリンピック大会キャンペーン#WeDontPlayを開始

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国際馬術連盟(FEI)、東京2020オリンピック・パラリンピック大会キャンペーン
国際馬術連盟(FEI)は、馬術ならではの馬とアスリートとの絆を讚え、オリンピック・パラリンピックキャンペーン#WeDontPlayを開始しました。

 

国際馬術連盟(FEI)、東京2020オリンピック・パラリンピック大会キャンペーン#WeDontPlayを開始のサブ画像1

国際馬術連盟(以下、FEI)は、馬術ならではの馬とアスリートとの絆を讚え、オリンピック・パラリンピックキャンペーン「#WeDontPlay」を開始しました。このキャンペーンは、性別や年齢の垣根を超えて、競技に参加するすべての人々にスポットライトを当てます。

「We Don’t Play. We jump, we fly, we ride!(馬術は試合ではない。跳び、舞い、乗るのだ。)」というメッセージを込めた迫力ある映像の配信から、当キャンペーンはスタートしました。馬術は他には類を見ない唯一無二のスポーツであること、また馬術コミュニティーは、コロナウイルス感染症の拡大によって課せられた困難を幾度も乗り越えて、オリンピックの精神に則り団結していることを発信していきます。

FEI事務局長のサブリナ・アイバニーズは、次のようにコメントしています。

「馬術の素晴らしいところは、アスリートの体力やスタミナ、体型に依存しないことです。

ヒューマン・アスリートは皆、馬と絆を築き上げていくことによって、跳び、舞い、乗ることができます。馬とのコミュニケーションは、言葉を介するものではなく、心を介して行います。人と馬の、動きと心が完璧にシンクロした時の満足感は、何ごとにも代え難いものです。

人と馬との信頼関係は、説明不要で、一目で分かるものです。このキャンペーンは、オリンピック・パラリンピック大会期間中に全世界の人々へ向けて、馬術競技の感動を発信していきます。」

FEIは、ロンドンに本拠地を置くマーケティング代理店Redtorch社と共に、東京2020オリンピック・パラリンピック大会の観衆参加型のグローバルキャンペーンを展開していきます。

6月中旬から配信が始まった「#WeDontPlay」の映像は、視聴数61万2000回を超えました。Facebook、Instagram、Twitterを含むFEIのデジタルチャンネルでは、560万人がリーチし、総エンゲージメント数5万3500回を獲得しています。

コマーシャルディレクターのラルフ・ストラウスは、次のようにコメントしています。

「#WeDontPlayキャンペーンが開始してすぐ、世界各国から沢山のリアクションがあり嬉しく思います。

配信した映像は、オリンピック・パラリンピックの馬場馬術(Dressage)、障害馬術(Jumping)、総合馬術(Eventing)で活躍するヒーローたちの姿を見るために、視聴してくださる世界中の馬術競技ファンへ向けたメッセージです。オリンピック・パラリンピックゲームは、馬術を世界中に広く知れ渡らせるための素晴らしい舞台なので、多くの人々が馬術競技に興味を抱き、魅了される機会となるよう願っています。」

109年間のオリンピック・ムーブメントの中で執り行われてきた馬術は、男女の区別なく同じメダルを目指せる唯一の競技です。パラ馬場馬術(パラリンピックの馬術競技種目)は、唯一馬術規律をパラリンピックに取り入れたもので、1996年のアトランタ大会から正式種目となりました。

性別不問のスポーツとして、馬術はあらゆるジェンダー・アイデンティティー、性表現を持つアスリート全てが公平に競い合える場となっています。馬術競技の選手に、生物学上の性別優位性はなく、オリンピック・パラリンピックにおいて性別を証明する必要性もありません。

馬術は選手生命の長い競技として知られています。何度となく選手によって証明されているように、年齢は単なる数字でしかありません。東京2020オリンピック大会で最年長選手となるオーストラリアのメアリー・ハナ氏は、2021年で67歳になります。1964年の東京オリンピック大会に23歳で初参加した法華津寛氏が、2012年のロンドン大会の馬場馬術競技に参加した時の年齢は、71歳と103日でした。

一方で、障害馬術のアスリートである20歳のユ・ハンユン氏は、東京2020オリンピック大会馬術競技参加者における最年少選手です。過去の最年少選手は、2008年の北京オリンピック大会にブラジルチームとして16歳で馬場馬術競技に参加した、ルイザ・タバレス・デ・アルメイダ氏でした。

当キャンペーンは、東京2020オリンピック・パラリンピック大会を通じた大勢のファンからの励ましや応援により、ますますの盛り上がりをみせています。ぜひハッシュタグ#WeDontPlayをつけて、馬と人との絆を感じる画像や動画を投稿して、馬術競技を一緒に盛り上げましょう。

 

国際馬術連盟(FEI)について:

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FEIは、国際オリンピック委員会(IOC)によって認定された馬術競技のための世界運営組織であり、1921年に設立されました。馬術競技は、1912年のストックホルム大会よりオリンピック種目として加わりました。

FEIは、オリンピック競技となる障害馬術(Jumping)、馬場馬術(Dressage)、総合馬術(Eventing)にまつわる全ての国際イベント、さらに馬車競技(Driving)、エンデュランス競技(Endurance)、軽乗競技(Vaulting)やレイニング競技(Reining)における、唯一の監督期間です。

FEIは、2006年にパラ馬場馬術(Para Dressage)の運営管理に携わることになり、7つの健常者競技規律に則って規定を定める一端を担い、全世界のパラスポーツ管理運営や規制を行う初の国際パラスポーツ運営組織のひとつとなりました。現在は、パラ馬場馬術とパラ馬車競技(Para Driving)の両競技に関する国際大会をFEIが運営管理を担っています。

RedTorchについて:

RedTorchは、数多くの世界最大級のスポーツ団体や組織から業務委託を行なっているデジタルマーケティング代理店で、数々の受賞歴があります。クライアントのニーズを明確にし、データ分析を活用して、創造性豊かな解決策を提示することで、ビジネスに成果をもたらしています。

#WeDontPlay映像をご覧いただけます。
 

 

 

TOKYO 2020馬術特設ページ

https://olympics.com/tokyo-2020/ja/sports/equestrian/

 

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