RRCSが残コン抑制・処理に関わる分科会を設立

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残コン問題解決に向かって業界一体となり動き出す。

一般社団法人 生コン・残コンソリューション技術研究会(RRCS)が残コンに関する分科会を設立。7月16日に行われた会員限定のオンライン座談会にて分科会の内容を考察し、会員企業と共に残コン問題の解決に向けて動き出した。団体概要はこちらから https://rrcs-association.or.jp/index.html

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東京大学 大学院教授・野口貴文氏を筆頭に建設業界の残コン・戻りコンに取り組んでいるRRCSは、2020年8月のキックオフミーティングから早1年、毎月の対談座談会の公開やイベントを通して知名度を上げて会員数を増やしてきました。この度、ついに本格的に動きだす為の分科会が設立されました。

7月16日に会員限定で行われたオンラインでの対談・座談会では、残コンの抑制や処理に関する技術紹介・理事の先生方との質疑応答、ディスカッションが行われ、RRCSが提唱するコンクリートにおける「3R+2」に沿って分科会の大枠が決定致しました。

 

決定された分科会は下記の通り:

1)RELOCATE(リロケート) 

リーダー  :北海道大学・北垣亮馬先生
サブリーダー:青木あすなろ建設株式会社 建設技術本部 本部長・藤田一哉様
目的:戻りコンを用いたブロック等々の製造の規格・標準化
ゴール:JIS制定、もしくはRRCS独自規格制定

2)RECYCLE(リサイクル)  
リーダー  :明治大学・小山明男先生
サブリーダー:株式会社安藤・間 建設本部 土木技術統括部 土木設計部 基礎技術グループ 課長・白岩誠史様
目的:戻りコンと残コンの粒状化方法及びその成果物の規格・標準化
ゴール:JIS の制定

3)ON SITE(オンサイト)

リーダー  :金沢工業大学・宮里心一先生
サブリーダー:株式会社淺沼組 技術研究所 建築材料研究グループリーダー・山﨑 順二様
目的:建設現場における残コンの抑制方法及び発生した場合の処理方法の標準化
ゴール:標準示方書及びJASS 5に記載

分科会設立に繋がった会員限定対談・座談会の様子は本日よりYoutubeにて公開中です。
 

 

 

RRCSは各分科会への参画企業を募集致します。(8月31日〆切)

下記、またはホームページよりお問合せください。

(分科会への参画はRRCSへの加盟が必須となります。)
 

【本件に関するお問い合わせ先】
生コン・残コンソリューション技術研究会
事務局 寺田 愛 
TEL: 03-4405-1057
FAX: 03-6369-3805

〒107-0052 東京都港区赤坂6丁目10-42
パシフィックパレス赤坂 401号室

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