FANTAS technology「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」2年連続で国土交通省の空き家対策モデル事業に採択、4自治体連携・現地調査92件の前年実績を生かし空き家「見える化」を加速

〜空き家の価値を算出し修繕や売却など利活用を促進。参加自治体を募集開始〜

テクノロジーの力で不動産マーケットに新たな顧客体験を足すFANTAS technology株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:國師 康平、以下「当社」)は、国土交通省が空き家対策の課題解決を図る先進的な取り組みを募集する、令和4年度「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」において、昨年に続き「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」が採択されたことをお知らせいたします。これに伴い、本プロジェクトに参加する自治体を全国から募集いたします。また、本プロジェクトの前年実績も併せてお知らせいたします。

FANTAS technology「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」2年連続で国土交通省の空き家対策モデル事業に採択、4自治体連携・現地調査92件の前年実績を生かし空き家「見える化」を加速のサブ画像1

 

日本の空き家数は年々増加傾向にあり、2018年では約849万戸でした。そのうち、用途不明や放置されていると
される「その他の空き家」は約349万戸※1で、今後も増加が予想されます。空き家が放置され続けると、景観悪化や放火など治安の悪化を招く恐れがあり、空き家問題の解決は急務です。各市区町村が空き家の所有者と利用希望者を仲介する制度「空き家バンク」の参加自治体数や成約累計件数は増加傾向にある一方で、修繕や解体にかかる費用や、売却の手間がかかるため利活用に踏み込めない空き家の所有者も多いことが現状です。空き家問題解決のためには、「その他の空き家」の利活用を促すために、空き家所有者の意識変容が必要です。

 

FANTAS technology「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」2年連続で国土交通省の空き家対策モデル事業に採択、4自治体連携・現地調査92件の前年実績を生かし空き家「見える化」を加速のサブ画像2_(出典)総務省「平成30年住宅・土地統計調査」(出典)総務省「平成30年住宅・土地統計調査」

そこで、本プロジェクトでは自治体と連携した上で、空き家の所有者に対して、当社が無償にて空き家の物件調査を行い、空き家の資産価値や活用方法の可能性についてレポートで提示することで、空き家バンクなどの市場への流通を促進し、空き家問題の解決を目指します。なお、空き家の資産価値や活用方法は、物件調査の結果や、空き家プラットフォーム「FANTAS repro(https://fantas-repro.com)」での流通実績や施工事例などのデータから算出した結果を基に提示します。
 

  • 前年度実績・参画の経緯

前年度は、本プロジェクトにおいて、埼玉県横瀬町、広島県坂町、茨城県常総市、福島県昭和村の4つの自治体と連携し、92件の空き家現地調査を行いました。
その結果、調査前からすでに売却や賃貸の活動を行っていた17件を除く75件のうち32件の空き家が売却や利活用を目的に「空き家バンク」への登録に至るなどの成果が上がり、本プロジェクトが空き家活用の促進に効果的であることが分かりました。前年度の活動で得た知見と実績を基にし、空き家問題解決により大きく貢献するため、今年度の国土交通省「令和4年度住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」応募し、採択されました。
 

  • 地域の空き家の見えるかプロジェクト概要

     

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【名称】:地域の空き家の可能性「見える化」プロジェクト
【取組内容】
<STEP1>地域の空き家(土地・建物)の現地調査
判明している空き家(土地・建物)の詳細調査を所有者が希望する全件で実施
<STEP2>空き家の資産価値を可視化
売却・賃貸化・リフォームなどの活用方法や資産価値、利活用に伴い発生する費用を算出したレポートを作成し、空き家所有者に提供
<STEP3>空き家売却・活用のサポート
1.地域の不動産事業者と連携した売却活動
2.空き家バンクの活用
3.空き家物件プラットフォーム「FANTAS repro」の活用
4.当社買い取り
【対象地域】:全国の市区町村
【本プロジェクト参加に関する問い合わせ先】:(mail)[email protected]
FANTAS technology 事業開発グループ「FANTAS repro」事業部 担当 森山

(※1)出典:総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計」
http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/kihon_gaiyou.pdf
(※2) FANTAS funding(会員数 2.7万人、調達総額 約24.7億円、組成案件数 140件(2021年5月末時点))にてファンドを組成し、調達を行います。(https://www.fantas-funding.com
 

  • FANTAS repro(ファンタスリプロ)について

空き家・中古戸建て物件の紹介や、入居にあたって必要となるリフォーム費用をシミュレーションしながら物件探しできるサービスです。物件ごとの修繕箇所やリフォーム費用などを即時算出し、住まいとして利用するための総費用を見える化します。近隣の新築相場との比較も可能です。
空き家等の中古でも安心できる理想の住まいを探したい購入者と、要修繕リスクを低減し、収益を高めたい空き家・中古戸建て取扱いの不動産会社の双方をサポート。今後は金融機関やリフォーム事業者と連携し、物件探しから購入、リフォームまでを一気通貫で支援する、空き家購入と心豊かな生活実現のためのマッチングプラットフォームを目指しています。
URL: https://fantas-repro.com

  • FANTAS technologyについて

当社は、他社に先駆けて2015年9月より空き家再生事業を開始し、これまでに160戸超の空き家を自社で再生してきました。2018年10月からは不動産クラウドファンディング「FANTAS funding」(https://www.fantas-funding.com)において空き家再生案件を組成、また2021年4月には、これまでの実績や蓄積したノウハウを活かし、空き家流通プラットフォーム「FANTAS repro」の提供も開始。空き家問題の根本的解決とSGDsの達成に取り組んでいます。
(不動産がもっと身近でワクワクする存在になるために FANTAS technology、SDGs(持続可能な開発目標)宣言を策定:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000023490.html

社名         :FANTAS technology株式会社
本社         :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F
代表者     :代表取締役 國師 康平
設立        :2010年2月22日
資本金     :1億円
事業概要  :オンラインとオフラインを融合する※「FANTAS platform」事業
・AIを活用した不動産/金融領域におけるマッチングサービス
・カスタマーサクセスを重視したクラウド型資産管理アプリの提供
・クラウドファンディングを通じた空き家の再生
※Online Merges with Offline(OMO)
URL   :https://fantas-tech.co.jp

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