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2022年7月30日(土)【場所】田北調理師専門学校
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 大分県』を7月30日(土)に開催し、9組19名の子ども達と保護者が参加しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- 【日本さばける塾 in 大分県】イベント概要
・開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして
①おにぎり先生によるお魚クイズ
②講師によるブリさばきデモンストレーション
③小学生が「アジの三枚おろし」に挑戦
④調理体験
⑤参加者が感想を発表
⑥さばけるライセンスの授与
以上を実施
・日程 2022年7月30日(土)10時00分~13時30分
・開催場所 田北調理師専門学校(大分市府内町2丁目5-7)
・参加人数 9組19名(主に小学生と保護者)
・主催 海と⽇本プロジェクトin大分県実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
・共催 ⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
・協力団体 田北調理師専門学校
- 大分県の周辺の海や、海が抱える問題を学習
はじめに田北調理師専門学校の「おにぎり先生」こと、正野崎先生から、海洋環境保全と海洋文化継承についてお話があり、フリップを使ったクイズで楽しく海の現状を学びました。数十年後には、魚より海洋ごみのほうが多くなるという試算や、海の生き物がプラスチックを食べてしまい苦しんでいることを知り、考えさせられる表情の参加者でした。
- 親子でお魚をさばいて、料理して、魚の命と海の恩恵を実感
普段なかなかさばくことがないお魚。先生のデモンストレーションでは、大きなブリを包丁一本で手際良く切っていく姿に子どもたちは興味津々の様子でした。参加者は、田北調理師専門学校の学生さんたちのサポートを受けながら、アジの三枚おろしに挑戦!はじめての体験に苦戦しながらも、真剣な様子で一生懸命取り組んでいました。さばいたアジは「アジのハンバーガー」、カットしたブリは「お魚サラダ」にして大切に美味しく、命をいただきました。食後はさばけるライセンスが授与され、参加者は喜びの表情を浮かべていました。
- 参加した子ども・保護者からの声
・骨があってさばくのは難しかったけど、楽しかった。(子ども)
・美味しいお魚を食べていくためにも、海にごみを捨てないようにしたい。(子ども)
・普段切り身を買ってくることが多いが、これからはできるだけ自宅でさばいてみたい。(保護者)
・海の問題ついて考えたり、正しいさばき方を教えてもらったり親子で貴重な経験ができた。(保護者)
<団体概要>
団体名称 :日本さばけるプロジェクト実行委員会
URL :http://sabakeru.uminohi.jp/
活動内容:日本さばける塾に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/