LIXIL SDGsアンバサダー内田篤人さんがサプライズゲストで登場

6月28日、「クールdeピースPROJECT 2021 LIXIL × SDGs 特別授業」を開催 (静岡県富士市立岩松北小学校 体育館にて)

 株式会社LIXIL(以下 LIXIL)では、2021年6月28日(月)に、LIXIL SDGsアンバサダーの内田篤人さんをサプライズゲストに迎え、「クールdeピースPROJECT 2021 LIXIL × SDGs 特別授業」を、静岡県富士市立岩松北小学校5年生児童(全3クラス105名)を対象に開催しました。

LIXIL SDGsアンバサダー内田篤人さんがサプライズゲストで登場のサブ画像1

  LIXILでは、コーポレート・レスポンシビリティ(CR)戦略における優先取り組み分野の1つとして「水の保全と環境保護」に取り組んでいます。その一環として、地球温暖化によってますます重視される室内熱中症の予防啓発活動「クールdeピースPROJECT」を推進し、夏でも快適かつ安心・安全に暮らせる室内環境づくりの実現を目指しています。2020年は、岩松北小学校とともに、コロナ禍における夏の教室内温熱環境を改善する共同検証実験を実施しました。
 
 今回「クールdeピースPROJECT 2021 LIXIL × SDGs 特別授業」では、住まいでの暑さ対策をどのように実践すべきか学ぶ特別授業を行いました。また、昨年LIXILとともに実施した教室内の暑さ対策の共同検証実験について、全国に伝えるために、LIXIL SDGsアンバサダーである内田さんに対して児童がその成果を発表しました。
 今後LIXILは、岩松北小学校とともに地域や住まいなどの暑さ対策の課題に取り組み、10年後の住みやすい街づくりをSDGsの視点で考え行動し、活動の輪を広げていきます。

■「健康と環境によい住まい方」の特別授業を実施。
  内田さん、「熱中症が一番多いのが家の中だとは思わなかった…」

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 前半は、快適な住まい方をするために「健康」と「環境」の両方を考え、「自然の力を生かす」ことの大切さ

について内田さんとのクロストークを交えた授業をLIXIL担当者が展開。暑さが厳しい地域の伝統的な家における住宅の工夫や、実は家の中での発生頻度が多い熱中症、地球温暖化により、ゲリラ豪雨や集中豪雨など自分たちのまわりにも影響が出ていることを取り上げました。特に、熱中症が多く発生する場所1位が「家」であることに、内田さんは「熱中症が一番多いのが家の中だとは思わなかった…」と驚いていました。
  さらに、内田さんは代表児童3人とともに、ステージ上に設置された家の模型で、快適に過ごすために家の中のどの窓をあけるのが良いかなど、空気の動きを利用して涼しく過ごす工夫を考える実験に参加しました。
 一人ひとりが環境配慮を意識することが、温暖化防止につながり、一人でも多くの人に課題認識してもらうことが重要だとLIXIL SDGsアンバサダーとして決意を新たにされたようでした。

 

■小学5年生児童が、教室内の暑さ対策の共同検証実験について内田さんにプレゼン

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 後半では、今回授業に参加している小学5年児童が、昨年小学4年時の夏にLIXILと共同で行った実証実験、外付日よけ「スタイルシェード」を使った夏の教室内温熱環境改善の共同検証結果の発表を行いました。教室に外付日よけ「スタイルシェード」を設置してその前後の温度測定による効果、教室内の温度差を減らし熱中症を予防する窓の開閉方法など図や写真を用いてわかりやすく説明。内田さんは、昨年の緊急事態宣言に伴う休校の影響で、夏休み期間が短く、真夏の暑い盛りに行った実験の内容に「疑問に思ったことを実験してみる姿勢、また活動に真剣
に取り組み、学校から地域社会へと広めていく活動が素晴らしいと思いました」とコメントをしました。

 また、意欲的に取り組んだ児童の自発性、行動力を高く評価していました。「考えていることもすごいし、発表の完成度にも驚かされました。児童一人ひとりが学校や家で伝え広めていく様子が、同じ“伝える”ことが役割のアンバサダーとして心強いです」とコメントしていました。

 ■内田さん、LIXIL SDGsアンバサダーとしての意気込みとともに、児童にエール!

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  授業全体を通じ、あらためて社会・環境問題に目を向けるとともに、一人ひとりができることを行う環境配慮の取り組みの重要さを学んだことに、LIXIL SDGsアンバサダーとして「児童とSDGsを学び、アンバサダーとして今回学んだ素晴らしい取り組みをぜひ全国に広めていくことで、よりよい社会の実現に向けてアシストしていきたい」と抱負を語りました。また、児童へ、「私もキャスターとして“伝える”ことの難しさを日々感じていますが、今回の皆さんの発表を聞いてとても勉強になりました。ぜひ今後、この学校としても、また今5年生の皆さんが6年生や中学生になっても、このような取り組みを続けていってほしいと思います」とコメントするほか、「自分もこの静岡で、サッカー選手になるという夢を持って過ごしてきたので、皆さんも夢や目標を持ってほしいです。もしこの中からプロサッカー選手が出てきたとしたら、自分もその頃にはいい指導者になれているかな」と笑顔で話しました。

 ◆「クールdeピースPROJECT 2021 LIXIL × SDGs 特別授業」開催概要
日時 :2021年6月28日(月)10:30~12:00 ※暑さ対策のため途中休憩含む
場所 :静岡県富士市岩本123-1 静岡県富士市立岩松北小学校 体育館
出席者:静岡県富士市立岩松北小学校 宮川貴志校長・児童(小学5年全3クラス105人)
            LIXIL SDGsアンバサダー サッカー元日本代表 内田篤人さん
            株式会社LIXIL CR室長 長島洋子
            LIXIL Housing Technology-Japan 営業本部 営業企画部 田中邦義
内容 :1)LIXIL担当者よる「健康と環境によい住まい方」の特別授業
            2)岩松北小学校5年生による、内田篤人さんへの実験成果発表
            3)内田篤人さん、児童にむけたメッセージ

 

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