従業員へのSDGs浸透に福利厚生やキャンペーンを活用

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〜SDGsを考える物語と産品が地方から届くカタログギフトを利用〜

2022年4月の電通Team SDGsの調査(※1)によると、SDGsの理解や達成度についての認知率は8割を越えていますが、今後は「調達先・取引先といったビジネスパートナーの認知度を向上させていくことが今後の課題」とも言われています(※2)。こうした中、従業員や取引先へのSDGsの意識を浸透させようと、従来の研修形式に加えて福利厚生やキャンペーンを活用する企業が増えています。今回は、SDGsの意識浸透を目的に、つくり手の取り組みを想いと共に紹介する地域産品のカタログギフトを活用した3つの企業とその効果をご紹介します。

※1 第5回「SDGsに関する生活者調査」(電通Team SDGs)
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2022/0427-010518.html
※2 2022年3月10日朝日新聞デジタル「SDGsACTION!」 
企業調査データの推移からわかる取り組みの進展と課題 ビジネスとSDGsの現在地【2】
https://www.asahi.com/sdgs/article/14566865

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1.SDGs教育をめぐる企業の動向

NTTコム リサーチの調べ(※3)によると、SDGを意識した消費活動は不可欠と考える人はおよそ半数にのぼり、一方SDGsを意識した具体的な購入品目では食料品が65.8%とトップでした。このことから、食の消費活動に関わるコンテンツが消費者の意識に響きやすいということが考えられます。

また、積極的にSDGsに取り組むことは、社会的責任という文脈ではもちろんですが、採用や企業イメージ、顧客の購買行動など、様々な観点から非常に重要であるという認識が広まっています。
従来のSDGs教育は、社内の担当者が学習して社員教育をしたり、外部から講師を呼んだり動画視聴をしたりといった社内研修が一般的ですが、「担当者が他業務との兼務でリソースがさけない」、「研修を受けてもその場限りで浸透しない」といった課題もあります。そんな中、研修だけにとどまらず、福利厚生やキャンペーンでも意識を浸透させようと試行錯誤する企業が増えています。

※3 出典:NTTコム リサーチ「SDGs消費に関する調査結果」
https://research.nttcoms.com/database/data/002188/

2.SDGsのギフトとは

日本各地の地域産品を取り扱うカタログギフト「地元のギフト」を運営する株式会社地元カンパニー(本社:長野県上田市、代表取締役:児玉光史、以下地元カンパニー)が、2022年5月30日より販売を開始した「SDGsのギフト」。地元カンパニーが取引のある全国各地の約1000のつくり手にSDGsの取り組みについてアンケートを実施し、回答があったつくり手の中から、約70商品を掲載した地域産品のカタログギフトです。

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受け取り手は、ギフトゆえに価格を気にせず純粋に商品の物語や取り組みを基準に選ぶことが出来ます。商品やものづくり、SDGsの取り組みについて知り、その中から注文商品を「選択」することで自分の中で大切にしたい価値を確かめ、商品が手元に届いて味わうことで、再度それを実感することができます。

 

販売ページ▼
URL:https://gift.jimo.co.jp/contents/sdgs/ 

特徴1

一つ一つの商品には、つくり手の人柄やものづくりにかける思いなど、取材に基づく物語や人物写真が掲載されています。受け取り手は商品そのものはもちろん、その背景にある物語や写真からも、考えるヒントや生き方のヒントを受け取ることができます。
 

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特徴2


SDGsのギフトでは、「選ぶこともSDGs に繋がります」というメッセージのコンセプトペーパーがギフトと共に届きます。同ペーパーでは、SDGsに関するつくり手インタビューや、つくり手が実践する身近な活動について紹介し、親しみを持ってもらいやすい工夫があります。

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特徴3

それぞれの商品カードには該当するSDGs項目のマークが掲載されている他、商品注文時の画面では、それぞれのつくり手の具体的な活動内容について知ることができる仕組みになっています。

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強み


「SDGsのギフト」では、SDGsを意識した消費として最も注目されやすい食品を取り扱っているため、多くの人にとって親しみを感じてもらいやすく、考えるきっかけとして有効です

 

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さらに、同ギフトにラインナップされているつくり手の活動項目は、企業が今後力を入れていきたいと考える項目【ゴール5、ゴール8、ゴール12】と合致しており(※2)、企業としてもSDGsに取り組むヒントや考えるきっかけに繋げやすいという強みがあります。

3.SDGsのギフトを導入した企業様

1)三井住友海上火災保険株式会社(創業1918年、従業員数13,453名(単体))

社内の表彰制度に毎年ご利用いただいている同社では、2022年に初めてSDGsのラインナップを導入されました。企業としてSDGsへの貢献を大きく掲げていることもあり、社員への意識浸透をより促進することを狙っての導入です。

 

ーSDGsラインナップを社員表彰に利用しました。

全社の模範となる活動で顕著な成果を表彰する、当社内最高位の表彰制度である「社員表彰」にて、利用しました。

ー社員間でも話題となり、改めて考える機会となりました。

会社としてSDGsに取組んでいることもあり、社員間でも話題となりました。受賞した社員にとっても、改めてSDGsについて考える良い機会となりました。今後も利用していきたいと思います。

 

2)エコワークス株式会社(創業2004年、本社:福岡県福岡市、社員数82名)


同社では、住宅を建築いただいたお施主様向けにホームオーナークラブエコの「わ」会を立ち上げました。うちアンバサダー活動(知人への紹介やSNS情報発信など)へポイントが加点されるサービスもあり、ポイントの交換商品の一つとして「SDGsのギフト」を採用して頂きました。

ーキャンペーンに「SDGsのギフト」を採用することで、担当社員のSDGs理解に新たな視点が加わりました。

当初、新しくSDGsカタログを作って頂きたいというご相談に快く応じて頂き、選ぶこともSDGs に繋がるという視点が加わりました。本当にありがとうございました。

ー「SDGsのギフト」の利用が、社内でSDGsを改めて考えるきっかけになりました。

カタログ配信は8月を予定しておりますが、ホームオーナーの皆様がカタログや受け取った商品をInstagramなどへ挙げてくださいますので更に考えるきっかけになると思います。

3)デザイン会社(東京都千代田区、社員数:50名)


取引先へのお中元を毎年有志社員からのコンペ形式で決定する同社では、アイディアが採用された社員にも同じお中元が贈られるという仕組みを導入しています。自分ももらえるというモチベーションから、本気度の高い提案ばかり。今年は20程度のアイディアの中から、「SDGsのギフト」が選ばれました。

ーみんなが幸せになれる商品だと思い、「SDGsのギフト」を提案しました。

お贈りした方やそのご家族が「地元の品を知るきっかけになる」「SDGsに貢献できて嬉しい気持ちになれる」=みんなが幸せになれるとても良い品だと思いました。「選べて楽しい」贈り物にも多様性があった方が宜しいかと提案しました。

ーSDGsのギフトを贈ったことで、取引先との間でSDGsについて話題になりました。

お中元の内容が子供にも面白味があるものであり、贈り先の家族間でSDGsについて学びを得ることが出来たとのことでした。その話を商談の中で聞き、社内間でも改めてSDGsの重要性に気づくことができました。

 

4.詳細情報

■商品概要
・商品名:SDGsのギフト
・販売価格:4,730円(税込)
(※今後別の価格帯も追加予定)
・販売元:株式会社地元カンパニー
・販売方法:専用ウェブサイト経由、営業経由( https://gift.jimo.co.jp/contents/sdgs/ 
・販売開始:2022年5月30日

■会社概要
株式会社地元カンパニー ( https://www.jimo.co.jp )
事業内容:地元のギフト事業
代表取締役:児玉 光史
本社:長野県上田市蒼久保1049-10
設立:2012年4月6日
 

■カタログギフト購入についてのお問い合わせ
担当:営業班
電話:050-3200-0824
Mail:[email protected]

■プレスリリースや取材に関するお問い合わせ
担当:広報 座光寺 
電話:090-5664-8544
Mail:[email protected]

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