高速オフセット、バナナ茎繊維20%配合用紙のバナナペーパーを常備在庫に

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SDGs17項目を達成できる用紙「バナナペーパー」。これまでは茎繊維5%配合用紙のみ常備在庫がありましたが、この度フェアトレード認証紙でもある「20%配合用紙」も常備在庫をスタートしました。

株式会社高速オフセット(本社:大阪市北区、代表:橋本 伸一、以下高速オフセット)は、SDGsに賛同する企業を印刷の面からサポートするべく、SDGs17の項目を全て達成する用紙「バナナペーパー」の商品制作や印刷を承っています。

これまではバナナ茎繊維5%配合のバナナペーパーでご提案を行っていましたが、8月25日より正式にバナナ茎繊維20%配合のバナナペーパーを常備在庫として取り扱い、幅広いご提案が可能になりました。

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■バナナの茎繊維5%配合用紙とバナナ茎繊維20%配合用紙の違い
1. 紙の色合いと茎繊維の模様の多さ

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どちらの用紙もバナナの茎繊維を含んでいますが、5%配合用紙の方が白に近い色合いです。また、20%配合用紙の方が茎繊維を多く含みます。
 

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2. 手触りの違い

5%配合用紙の方が紙の凸凹が少なく、さらさらとした手触りです。
20%配合用紙は、片面が少しざらざらとしていて、手触りのおもしろさがあります。

細かいデザインや写真を載せる場合は、5%配合用紙の方が印刷仕上がりがきれいです。
渡したときの意外性や、バナナペーパーの質感をより生かしたいときは、20%配合用紙がおすすめです。

3. フェアトレード紙とフェアトレード認証紙の違い

5%配合用紙はフェアトレード認証機関が定めるバナナ繊維の含有量の規定に達していないため、フェアトレード認証紙ではありません。
 
しかし、途上国の方々に賃金を支払っているため、フェアトレードの考えに沿って作られている紙(フェアトレード紙)になります。

一方で20%配合用紙は、世界フェアトレード機関(WFTO)が定めるバナナ繊維の含有量の規定に達しているため、フェアトレード認証マークを印刷物に掲載することができます(フェアトレード認証紙)。

4. 取り扱える用紙の厚さの違い

5%配合用紙は100g/㎡、180g/㎡の厚さで印刷が可能です。名刺やはがき、リーフレットはもちろん、冊子にもご活用いただけます。

20%配合用紙は180g/㎡の厚さでのみお取り扱いしております。名刺やはがきなど厚みのある印刷物向きです。

5. コストの違い

20%配合用紙は、5%配合用紙に比べて割高です。
費用が高くなる分、バナナを栽培しているアフリカのザンビアの人たちへの雇用に大きく貢献することができます。

高速オフセットでは、同じデザインで用紙違いのパンフレットサンプルをご用意しております。

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同じデザインでも、用紙を変えることで見た目や手触りの印象がガラリと変わります。

(参考)
大人気「バナナペーパー」。用紙の種類と厚さをSDGs担当者に聞いてみた|高速オフセット
https://www.kousoku-offset.co.jp/column-banana-demerit/

【本当は教えたくない!】SDGs担当者が語る、バナナペーパーのデメリットとは?|高速オフセット
https://www.kousoku-offset.co.jp/column-banana-demerit/

 
初めての印刷物のオーダーはもちろん、普段使っている用紙からの変更には、戸惑いや疑問が多いかもしれません。
高速オフセットでは、印刷物のSDGs対応を安心してご依頼いただけるよう、約14年前から環境に配慮した印刷や用紙を研究しております。

また、私たち自身もSDGsの目標を達成できるよう、自社のSDGsに関する取り組みを常に見直しています。

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(参考)高速オフセットのSDGsの取り組み
https://www.kousoku-offset.co.jp/sdgs/

バナナペーパーのほかに、SDGs対応用紙のご紹介も可能です。
ご予算やご要望に応じて、またはお客様のブランドイメージ等に合わせて用紙をご提案することもできますので、お気軽にご相談ください。

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■20%配合用紙の常備在庫に至った背景

高速オフセットでは、バナナペーパーの取り扱いを2020年6月に開始して以降、これまで100社以上の企業様からバナナペーパーのお問い合わせをいただいております。

「フェアトレードにもっと貢献したい」
「バナナペーパーの素材を生かした風合いにしたい」
といった企業様のニーズに応えるべく、20%配合用紙の常備在庫取り扱いをスタートしました。

■バナナペーパーとは

アフリカのザンビアで生産された「バナナの茎繊維」が使われている用紙です。
古くなったバナナの茎は、普段は捨てられてしまいます。バナナは1年で成長する植物のため、どんどんと古い茎が増え、環境破壊につながる恐れもあります。
茎繊維を再利用することで環境にも配慮できるほか、ザンビアの人たちの生活資金や教育費に繋がります。

(参考)
https://www.kousoku-offset.co.jp/column-service-20201015/

■今後の展開

高速オフセットでは環境対応印刷を数十年取り組んできた企業として、紙製品を「有効に使う」ために、これからもSDGsに関する印刷技術・商品の開発に努めて参ります。

■ 高速オフセットとは

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株式会社高速オフセットは、毎日新聞グループホールディングスを支える中核の総合印刷会社です。1986年設立、『発想から発送まで。伝えたいを伝わる形に』を合言葉に、主力の印刷事業はもちろん制作(紙面/WEB)事業、出版事業、ネット通販事業、自社商品の開発などをサービスとして取り扱っています。

安定した印刷技術

新聞印刷輪転機や商業輪転機を筆頭に多数の印刷機を保有し、安定した印刷パフォーマンスを実現。

SDGsを意識した商品提供

2008年4月2日にはFSC®-COC認証を取得。環境に配慮した印刷技術や用紙の活用に長年着目し、水なし印刷、ベジタブルオイルインキ、バイオマスインキ、バナナペーパー、バガス紙/タンザニアコットンペーパーなどSDGsに対応している商材を広く取り扱っています。

メディアミックスを意識

紙とデジタルの共存にも注力し、従来の『印刷』の枠組みを越えた、更なる成長を目指した挑戦を続けています。
スマホでガチャやクーポンが発行できる「Qube」、インバウンド向けサービス「HAKO-BU.net」、好きな写真を組み合わせてオリジナルカレンダーが作れる「ひとこま」など、便利なサービスや自社開発商品を提供しています。

■ 会社概要

会社名:株式会社高速オフセット
本社所在地:大阪市北区梅田3丁目4番5号(毎日新聞ビル6階)
代表取締役:橋本伸一
https://www.kousoku-offset.co.jp/

■ 本案件に関するお問い合わせ

本案件についてのお問い合わせは以下までお願い致します。

・メールフォームでのお問い合わせ
https://info.hako-bu.net/business/contact
・電話番号でのお問い合わせ
06-6346-2800

■サービスサイトはこちら

https://info.hako-bu.net/business/index.html

■PR TIMES これまでの記事はこちら

https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/90597

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