DATAFLUCT、GOYOHと不動産領域の環境価値創出事業におけるパートナーシップに合意

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環境価値流通プラットフォーム「becoz」とGOYOHの不動産ESGプラットフォーム「EaSyGo」を組み合わせ、不動産利用に伴うCO2排出量を可視化・環境価値を創出

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データサイエンスで企業と社会の課題を解決する株式会社DATAFLUCT(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:久米村 隼人、以下DATAFLUCT)は、株式会社GOYOH(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役:伊藤 幸彦、以下GOYOH)と、不動産領域における環境価値創出事業に関するパートナーシップに合意致しました。

今後は、当社の環境価値流通プラットフォーム「becoz(ビコーズ)」と、GOYOHの持つ脱炭素とESG により不動産価値を創出するプラットフォーム「EaSyGo(イージーゴー)」を組み合わせて、不動産オーナー、ホテルリゾート運営会社、宿泊者などに対する環境価値創出・流通プラットフォーム組成に取り組みます。不動産の利用に伴うCO2排出量の可視化、オフセット等を行うことで、持続可能な不動産事業を支援するとともに、環境価値を地元にも還元していきます。

なお、当社では「環境価値」を、CO2排出削減量のみならず、取引可能な形にされたカーボンクレジット、リサイクル量、水使用削減量など「地球のサステナビリティを担保するための、モノやコトが有する価値」として捉え、個人や街の暮らしに新しい評価軸をつくることを目指しています。
 

  • 協業の背景

GOYOHは不動産とテクノロジーを融合させた持続可能な不動産運用サービスを提供する不動産テック企業で、不動産オーナーがテナントや利用者と協調してCO2を削減し、不動産価値を生み出すための不動産ESGプラットフォーム「EaSyGo」を提供しています。このサービスでは不動産の管理運営データ、テナントに関するデータ、環境に関するデータなどを一元化し解析することで、包括的にESGの可視化と、最適なCO2排出量を算出できるようにしています。また、それらの情報を不動産のテナント企業や利用者と連携して、行動変容を促すことによって、CO2排出量削減や不動産の付加価値向上に繋げています。

DATAFLUCTは、誰もがデータ活用できる持続可能な社会を作ることをミッションに、生活者を含むあらゆるステークホルダーがカーボンニュートラルに向けた取り組みに参加するための環境価値流通プラットフォーム「becoz」を展開しています。2022年6月2日には個人向けのCO2排出量可視化・オフセットサービス「becoz wallet」および決済データからCO2排出量を可視化できる国内初(※1)のクレジットカード「SAISON CARD Digital for becoz」の提供を開始し、サステナブルな社会を実現するためのデータ活用事業を積極的に進めています。

この度のパートナーシップは「すべての人が、安全で正しい“環境価値”の創出に取り組めるようにすることで、持続可能な社会・まちづくりを実現したい」という両社の思いが一致し、両社の知見・実績・プロダクトが相互補完効果・シナジー効果が見込めることから、実現しました。
 

  • 今後の展開

ホテルやリゾート施設などの不動産オーナー、運営会社、宿泊者等を対象に、施設の宿泊・利用などに伴うCO2排出量の可視化、環境価値の流通を可能にするスキーム作りに取り組みます。

ホテルやリゾート施設などにとってはCO2排出量を可視化し、宿泊者や利用者にカーボンニュートラルな体験を提供することができます。さらに宿泊者を巻き込んだオフセットの提案が可能となります。宿泊者や利用者は領収書とともに、エネルギー利用料とカーボンオフセットの証明書をアプリで取得することができます。地域の環境クレジットを活用することで、環境価値の地産地消を促すことも可能となります。

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  • 株式会社GOYOH 代表取締役 伊藤 幸彦氏からのコメント

当社は、この度のパートナーシップによりDATAFLUCT社の「becoz」を軸とした優れた可視化技術及び定量化アルゴリズムに、私どもの「EaSyGo」を中心とする不動産分野におけるCO2排出量削減ソリューションを掛け合わせることで、多くの不動産オーナー、ホテルリゾート運営会社、宿泊者等に対して持続可能性による価値提供が可能になると考えております。不動産分野においてカーボンニュートラルの実現に向けた動きがより活発化する中で、両社によってより先進的な取り組みが可能になるものと確信しております。
 

  • 株式会社DATAFLUCT 代表取締役CEO 久米村 隼人からのコメント

当社が描く環境価値流通プラットフォームの実現に向けて、不動産分野における社会的インパクトの可視化や行動変容をテクノロジーで実現する「EaSyGo」に出会い、GOYOH社の皆様と意気投合しました。2社が手を組むことで、不動産分野では日本国内のどこよりも早く、より多くの環境価値創出事例を生み出せると信じています。将来的には企業・自治体・個人の誰もが簡単に環境価値を創出できるデータ基盤を展開していきたいと思います。
 

  •  参考情報

当社は2022年8月31日(水)から9月2日(金)に幕張メッセ(千葉県)で開催される「脱炭素経営EXPO」(主催:RXジャパン株式会社)に出展します。GOYOHと取り組む不動産分野の環境価値流通プラットフォームのほか、金融、モビリティ、通信、住宅等の分野におけるプロダクトを展示します。
詳細はプレスリリースをご参照ください。(https://datafluct.com/news/2386/
 

  • 株式会社GOYOHについて

株式会社GOYOHは不動産とテクノロジーを融合させた持続可能な不動産運用サービスを提供する不動産テック企業です。衣食住、移動、ツーリズム、建物、消費、コミュニティなどのSDGs / ESGを可視化し、持続可能性の選択肢と価値を機関投資家、都市に住む人々と企業、訪れる人々に提供する不動産ESGプラットフォーム「EaSyGo」を提供しています。

<企業概要>
本社所在地:東京都新宿区愛住町2
代表者:代表取締役 伊藤 幸彦
設立:2018年
資本金:1,250万円
事業内容:国内外の不動産・商業施設・住居用ITサービスの開発・運営
Webサイト:https://www.goyoh.jp/easygo/
 

  • 株式会社DATAFLUCTについて

株式会社DATAFLUCTは「データを商いに」をビジョンに掲げ、埋もれていたデータから新たな価値を生み出し、社会課題を解決するデータビジネスパートナーです。非構造化データをはじめ、データの形式にとらわれない「マルチモーダルデータ活用」に強みを持ち、データの収集・蓄積・加工・分析を一気通貫で実現します。

需要予測によるロスの削減、持続可能な都市計画、脱炭素に向けた行動変容など世界基準の課題に着目した自社サービスも展開し、誰もがデータを有効活用することで持続可能な意思決定をすることができる世界の実現を目指しています。2019年JAXAベンチャー※認定企業。
※   宇宙航空研究開発機構(JAXA)の知的財産・業務での知見を利用して事業を行う、JAXA職員が出資・設立したベンチャー企業。

<企業概要>
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目19番9号 第一暁ビル6階
代表者:代表取締役CEO  久米村 隼人
設立:2019年1月29日
電話番号:03-6822-5590(代表)
資本金(5月末時点):13億4,712万円(資本準備金含む) 
事業内容 :マルチモーダルデータ活用サービス(AI/機械学習/ビッグデータ解析)の提供、企業のDX支援
Webサイト:https://datafluct.com/
Twitter:https://twitter.com/datafluct
Facebook:https://www.facebook.com/datafluct/

※1 自社調べ(2022年8月)

本件に関する一般の方のお問い合わせ
株式会社DATAFLUCT Mail:[email protected]
 

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