9月23日(金)・24日(土)開催 高岡で受け継がれる伝統の技と製作過程を20社以上が大公開する技術展「暮らしに生きる伝統のかほり展2022」

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9月23日(金)・24日(土)開催 高岡で受け継がれる伝統の技と製作過程を20社以上が大公開する技術展「暮らしに生きる伝統のかほり展2022」のメイン画像

鋳造、鍛金、金属着色、研磨などの技術を職人が解説、商品価値を体感できる初めての大規模「技術展」

富山県高岡市で400年以上続く伝統産業を引き継ぐ若手職人・問屋の団体、高岡伝統産業青年会 (以下、高岡伝産)は、9月23日(金)11:00〜17:00、24日(土)10:00〜17:00の2日間、鋳造、鍛金、金属着色、研磨など江戸時代から高岡で受け継がれる20社以上の伝統技術を製作過程とともに公開し、展示する技術展「暮らしに生きる伝統のかほり展」を高岡市内の中央立体駐車場にて開催します。20社以上の技術を一堂に体感できる展示会の開催は今回が初めてとなります。

9月23日(金)・24日(土)開催 高岡で受け継がれる伝統の技と製作過程を20社以上が大公開する技術展「暮らしに生きる伝統のかほり展2022」のサブ画像1

  • 展示会の概要

高岡のものづくりの特色でもある分業制で培われた多様な素材に対応できる技術の幅と、独自の技術の深さを職人の解説を通して知り、体感することができる展示会です。私たちは本展示会を通して、デザイナーやものづくりに携わる方々の持つ「作りたい」というアイディアと高岡に息づく伝統技術の出会いを創出し、伝統産業の新たな可能性の発掘を目指します。

-日時:2022年9月23日(金)11:00-17:00 ・24(土) 10:00-17:00 
    職人による解説時間:9月23日(金)14:00〜16:00

-場所:クラフトの祭典「市場街(いちばまち)」のイベント、高岡クラフトマルシェ会場内
-住所:富山県高岡市営 高岡中央駐車場 (〒933-0021 富山県高岡市下関町6丁目11)
-入場料 :無料
-内容 :高岡の地元企業による伝統技術と製造工程を公開する展示会(製作工程の展示、技術自体の展示、製作に使用する道具の展示、若手職人による技術の解説 など)

9月23日(金)・24日(土)開催 高岡で受け継がれる伝統の技と製作過程を20社以上が大公開する技術展「暮らしに生きる伝統のかほり展2022」のサブ画像2_ロストワックス鋳造での製品の製作過程の展示ロストワックス鋳造での製品の製作過程の展示

9月23日(金)・24日(土)開催 高岡で受け継がれる伝統の技と製作過程を20社以上が大公開する技術展「暮らしに生きる伝統のかほり展2022」のサブ画像3_職人が普段使う道具の展示職人が普段使う道具の展示

  • 暮らしに生きる伝統のかほり展とは

今年で28年目の開催となる暮らしに生きる伝統のかほり展では、これまで都心や海外での大型見本市への出展や有名セレクトショップとのポップアップ展、またYoutube番組などオンラインツールを通して高岡の技術やものづくりのストーリーを発信してきました。そういった接点をつくる活動を重ねる中で、「アイディアやデザインはあるけど、どうやって作るの?」、「誰にお願いしたらいいの?」というデザイナーの方と出会い、多くの声をいただきました。

伝統産業の技術や職人の魅力を伝える当会として、より多くのものづくりの可能性を創出するため、今年はこれまで公開されていなかった各企業での伝統技術と製作過程を技術展として展示・解説することで、より技術への理解やものづくりの発想が得られる機会をつくります。

  • 本展示会を通して目指すこと

今回、暮らしに生きる伝統のかほり展とセットで伝統産業の新たな可能性を発掘することをテーマにした「高岡伝産デザインマッチング」の公募を9月15日より開始します。

「高岡伝産デザインマッチング」とは、2021年から始まった全国各地のデザイナーと高岡の地元企業がデザイン案をもとにマッチングし、プロダクトを開発する企画です。初開催となった昨年は、40を超えるデザイン案の応募があり、その中から6組のデザイナーと企業がマッチングし、プロダクトのプロトタイプが生まれました。今回、マッチングを行う前に高岡の伝統技術への理解を深めていただける機会として本技術展を企画しています。

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  • 暮らしに生きる伝統のかほり展委員会 委員長 棚田健太のコメント

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高岡に息づく伝統産業の可能性を拡げるために昨年、“高岡伝産デザインマッチング”を開催しました。その際に、参加されたデザイナーの方々から「事前にもっと高岡の技術を知りたかった」というご意見を頂いたことをきっかけに、今年はマッチングを行う前に、より幅広い高岡の技術をみていただけるよう20以上の伝統産業に携わる企業を集め、技術展を開催することを決めました。

今回、自分たちの仕事の強みとは何か、そしてどのように展示をすれば来てくださった方に、楽しく私たちの技術を知っていただけるのかを考えながら、展示を作っています。高岡の技術がギュッと詰まった展示会となっているので、皆さん是非お越し下さい。

  • 高岡の伝統産業が今、とにかく元気で“変”で、オモシロイ!

その昔、工場の職人は世間から3K「きつい、きたない、危険」と呼ばれていました。しかしいま、高岡の伝統工芸の現場は進化を続けています。昨今、新社屋をオープンし国内外の賞を多数受賞している株式会社能作をはじめ、産業観光としての魅力も高まりつつある高岡市。時代の逆境にも負けない職人たちや、新しい価値観を持ち込み風を巻き起こす移住者など、その輪を年々広げながら、産地としての底力を高岡伝産と共に押し上げ、日々全国へ魅力を発信しています。 ( 高岡伝産 公式HP:https://www.takaoka-densan.com/ )

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