「国内初、コオロギ使用の冷凍餃子を無人直売所で販売開始!」

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食用コオロギ国内生産量No.1のグリラスと共同開発した新商品を横浜市内で期間限定販売

「タンパク質危機」「食品ロス問題」の二つの社会問題解決に期待されているコオロギパウダー粉末を使用した具材を独自製法の薄皮で包んだ冷凍餃子を徳島県内の企業がコラボ開発して、持続可能な社会実現に向けて期間限定販売をします。

 

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販売期間:9月30日(金)~10月30日(日)

 西日本中心に餃子香月ブランドで無人餃子業界初の薄皮餃子専門店で店舗拡大している株式会社ふじや(本社:徳島県徳島市、代表取締役:木内 善信、以下「ふじや」)は、徳島大学発のベンチャー企業として食用コオロギ関連事業を行う株式会社グリラス(本社:徳島県鳴門市、代表取締役:渡邉 崇人)と共同開発した大豆ミートとコオロギパウダーを使用した新商品「大豆ミートコオロギ餃子」を2022年9月30日(金)~10月30日(日)の期間限定で、横浜市内の無人店舗「餃子香月東戸塚店」にて販売します。
 本商品は、「タンパク質危機」と「食品ロス問題」の2つの社会課題の解決に期待されている食用コオロギの粉末「グリラスパウダー」※を大豆ミートと共に使用しており、持続可能な社会の実現に向けて昭和43年の創業以降ふじやが積み上げてきた商品開発力を結集させて開発しました。                      ※グリラスパウダーの詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000070046.html
コラボ企画の想い
ふじやは、徳島県を中心に中四国および兵庫県で焼肉レストラン、牛タン専門店、持ち帰りから揚げ専門店、うどん店、冷凍無人餃子直売所FC本部など複数業態を展開中。
肉・小麦粉の取り扱い・知識に長けた職人が会社を挙げて開発し、現在の味・生産性・食感に辿り着きました。本件のコオロギ餃子は、コオロギの風味・食感・香りを最大限に活かす餡の開発を行い、販売する事になりました。

本当においしいコオロギ食を作りたい。そんな想いから開発したホンモノのコオロギ餃子を販売します。

「コオロギ食」
最近よく聞きますよね。
皆さんは、コオロギ食と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
シリアル・・・クッキー・・・せんべい等・・・
食べた事のある方もいらっしゃるし、食べた事の無い方もいらっしゃるかと思います。
ふじやは、昭和43年の創業以来ずっと、味と品質にこだわり続けてきました。徹底的なリサーチと開発力と接客力。そして社員教育。
そんな当社に今回の食材「コオロギ」のはなしが舞い込んできたのは2022年4月の事でした。
「コオロギなんか使えるか。あんなおいしないもん」
担当者である鍛谷が銀行からの持ち込み案件を聞き、役員会に諮ったところ、全会一致で一蹴されました。ついでに言うと、私、担当鍛谷も、職人や調理スタッフの反応を想像すると、一蹴されてホッとしたというのが正直な所です。

そんな中で、徳島大学発ベンチャー企業という事で話しは聞いてみようということで株式会社グリラスの岡部取締役COOのはなしを聞いてみると・・・

~胸を打たれたエピソード

コオロギでタンパク質危機の需要を見出し、温室効果ガス削減や食品ロスの削減を実現し持続可能な社会づくりをするという熱い想いをお聞きしてその壮大さに胸を打たれました。さらにコオロギ食を世に広めるには、おいしいものでなければダメと言われたことにとても共感しました~

その後、市販のコオロギを使った食べ物をいくつか食べました。
確かに他のスーパーフードや健康食品等と比べると、我慢は出来るレベルか・・・しかしこれが将来我々の食糧危機を救うものになるか?日常食として受け入れられるかというと、とてもそんなことはない。そういう印象でした。

昆虫食市場拡大の課題は「消費者が求める品質」です。
例えば私たちは、グルテンフリー等の観点から、小麦粉で作れる食品を、米粉を使ったりします。しかし、米粉はやはりパサつくんです。小麦粉の方が遥かに幅広い食品に利用出来、品質の高い食品が作れます。
今回コオロギ餃子に使っている大豆ミートもそうです。やはり大豆ミート(代替肉)よりも本物のお肉の方が、安くておいしいんです。そしてやはり良く売れる。

一蹴はされたものの、「挑戦してみようじゃないか」そうなったのは5月でした。
「ふじやが作るからには」。とは意気込んだものの、それはまさに不可能への挑戦の連続でした。

想像通り、職場のスタッフは当初、試食も拒み、暗いムードが漂いました。何より一番普段頼りにしている工場長が、エビ・カニアレルギーのため、そもそも関与が全く出来ない、非常に厳しい状態から開発がスタートしました。コオロギの成分はエビ・カニにとても類似しているんです。

また、パ―トナーであるグリラスさんからは、豚肉ではなく大豆ミートで試作してほしいという依頼があり、大豆の苦みを取り除きながらもコオロギの風味を引き出すという非常に苦しい状況でした。
「商いを通じて人と社会に貢献する」
当社のスローガンです。
今後社会情勢は変化し、これまで当たり前だった食生活は今後ますます変化のスピードが速くなることが予想されます。
新型コロナウイルス感染症以降、飲食店の実店舗のみで成立していた当社の売上は一気に落ち込み、それまで積み上げてきた信頼・売上は脆くも崩れ去りました。

当社がこれまで積み上げてきた開発力を今後は、社会問題の解決やSDGs等持続可能社会への貢献に活かしていかなければ、今後の会社の維持存続が難しい。そう思い、1商品の開発ではなく、会社の可能性を探るための一大事業と捉えて取り組みました。

納得のいく味が出来上がったのは2022年9月でした。実に150日を要しました。その間毎日のように試作を行い、やっと辿り着いた、「ふじやが納得する」品質のコオロギ餃子

是非、食べてみてください。

■商品詳細
大豆ミートにコオロギパウダーを練りこんだ餡をもっちりとした食感の薄皮で包んだ冷凍コオロギ餃子です。また自社の他商品と比較してタンパク質が7.3g多く、脂質が12.4g少なく、運動後の食事としてもおすすめです。調理時間も約5分と短いので、時間がない時にも手軽にお楽しみいただけます。「本当においしいコオロギ食品」を目指して、ふじやの開発力を結集した冷凍生餃子をぜひご堪能ください。

商品名:大豆ミートコオロギ餃子
原材料名:キャベツ、皮(小麦粉、でん粉、食塩、植物油脂)、粒状大豆たんぱく、ラード、にんにく、食用コオロギ抽出物、麦芽糖、コオロギパウダー、オイスターソース、中華だし、大豆発酵、調味料(大豆粉、米粉)、食塩、こしょう、チキンエキス、砂糖、食用風味料、デキストリン、香辛料、酵母エキス調味料、野菜エキス、たん白加水分解物、ゼラチン、酵母エキス (一部に牛肉、大豆、鶏肉、豚肉、ごま、えび、かに、小麦、ゼラチンを含む)/調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、乳化剤、植物レシチン

価格(内容量):1,000円(18個入)※税込み
賞味期限:製造より180日
保存方法:冷凍(-18℃以下)
注意事項:コオロギはえびやかにに類似した成分を含みます。 ※えびやかにのアレルギーをお持ちの方はお控えください。

■販売概要
店舗名:餃子香月東戸塚店(住所:神奈川県横浜市戸塚区品濃町1-1)
販売期間:2022年9月30日(金)~10月30日(日)※24時間営業

■株式会社グリラスについて
 グリラスは、徳島大学における30年に及ぶコオロギ研究を基礎とした、世界でトップレベルの知見やノウハウを持つフードテックベンチャーです。徳島県美馬市の2つの廃校をそれぞれの生産拠点・研究拠点として整備し、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して行っています。
※企業詳細はこちら(https://gryllus.jp/

■株式会社ふじやについて
・社名:株式会社ふじや
・事業内容:飲食業・食品メーカー
・代表取締役:木内 善信
・所在地:徳島県徳島市国府町日開字東456‐2
・資本金:1,000万円
・設立:昭和45年6月22日

【本件に関する報道関係のお問い合わせ】
株式会社ふじや 担当:鍛谷 徹
TEL:080-6373‐8173(携帯)、株式会社ふじや(本社):088‐642-0050

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