開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォームが発表した「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」に、ロッテは賛同表明しました

株式会社ロッテ(代表取締役社長執行役員 牛膓 栄一)は2022年9月30日に『開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム』(以下カカオプラットフォーム)が、日本で初めて発表した「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」に賛同表明しましたので、お知らせいたします。

◇「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」に賛同表明
ビジネスと人権について国際的な関心が高まる中、日本政府は、企業における人権尊重の取組を後押しするため、2022年9月13日に「サプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」を公表しました。今回、カカオプラットフォームが発表した「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」は、カカオ産業に関連する企業が、サプライチェーン上の人権課題の一つである児童労働に関するリスクを把握、予防、軽減するための実務的なガイダンスとして活用され、企業のサプライチェーンにおける人権尊重の具体的な取組を促進することが期待されています。チョコレートメーカーやカカオ豆流通に関わる商社、NGOを含む17団体(2022年9月30日現在)がその内容を支持、促進していく意思を表明しています。

当社の事業活動において、カカオ豆を持続的かつ安定的に調達することは重要な課題です。そのため当社では児童労働のモニタリングなどの産地をサポートする独自の活動(フェアカカオプロジェクト)を行っており、その活動に基づいて調達した豆をフェアカカオと名付けて、調達割合を拡大しています。またESG中期目標では、2023年度までに調達するカカオ豆のうちフェアカカオの割合を20%以上にすること、さらに2028年度までに50%以上にすることを目標に掲げています。「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」への賛同表明団体の1つとして、今後も持続可能な社会の実現に向けたサステナビリティ経営を、より一層推進してまいります。

◆『開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム』とは

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持続可能なカカオ産業の実現を目標に、農家の貧困や森林破壊、児童労働などのカカオ産業の抱える課題の解決に向け、多様な関係者が共創・協働するための「場」として、業界団体、食品メーカー、商社、NGO、コンサルティング企業などが参加しています。

●設立年月:2020 年 1 月
●会員数:団体48 個人 94 (2022年9月30日現在)
●事務局:独立行政法人国際協力機構(JICA= Japan International Cooperation Agencyの略称)
●Webサイト:https://www.jica.go.jp/activities/issues/governance/platform/index.html

【関連情報】
カカオプラットフォームのリリース         https://www.jica.go.jp/press/2022/20220930_41.html
ロッテのサステナビリティへの取り組み https://www.lotte.co.jp/corporate/sustainability/

株式会社ロッテ
https://www.lotte.co.jp/

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