寝具の回収と再生素材化で循環型社会を作るyuni(ユニ)、 ICCサミット KYOTO 2022 スタートアップの登竜門「スタートアップ・カタパルト」にて優勝

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寝具を再生素材化し、焼却処分場を再生工場に変えることで脱炭素・循環型社会を目指すサービスが評価されました。

株式会社yuni(本社:東京都渋谷区、代表取締役:内橋 堅志)は寝具等の綿・羽毛・ウレタン・ブレス製品のお引き取りと再生素材化を行うサービス「susteb」及び再生素材を使用したブランド群の開発・提供を行っております。2022年9月6日に京都で開催された「ICCサミット KYOTO 2022」にて、スタートアップの登竜門と言われるピッチ・コンテスト「スタートアップ・カタパルト」に登壇し、優勝致しました。

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Industry Co-Creation ® (ICC) サミットは、「ともに学び、ともに産業を創る。」ためのエクストリーム・カンファレンスです。第一線で活躍するトップリーダー(経営者・経営幹部・プロフェッショナル)が300名以上登壇し、1000人以上の参加者が3日間で業界動向やマネジメントに関する質の高い意見交換を行います。中でも「スタートアップ・カタパルト」は最も注目度の高いセッションであり、国内最大級のピッチ・コンテンストです。
 
今回は事前応募にて選抜された成長が期待されるスタートアップ10社が京都に集い、第一線で活躍する経営者や投資家等で構成された審査員に対してプレゼンテーションを行い、投票にて選出していただきました。 
yuniは、今回の優勝を追い風に、「日本を廃棄大国から資源大国へ変える」ため一層邁進して参ります。 

※ICCサミット KYOTO 2022の概要
https://industry-co-creation.com/events/icc-kyoto-2022

 

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  • ピッチ内容

実家が寝具メーカーをしており、自身は機械学習エンジニア出身という経歴を持つ代表が、実家の家業を手伝う中で感じた「お布団の死」という課題。寝具は年間1億枚廃棄されていて、リサイクル率は2%。ほぼ全てが焼却処分されており、灰と二酸化炭素に変わってしまっている。この課題を解決するために、「寝具等の綿・羽毛・ウレタン・ブレス製品のお引き取りと再生素材化」を行うサービスsustebをリリース。
 

 

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自治体、法人、ご家庭から寝具のお引き取りを開始し、特に自治体に強いニーズを発見。お引き取り枚数月間1.5万枚を達成。代表のエンジニアとしての経歴を活かした、オートメーション化されたマテリアルリサイクルプロセスによって、素材価格は従来より40%ダウン、再生率は90%以上を実現。再生した素材は再生素材として販売するほか、他社とのコラボ製品や自社ブランドとして再び世に出ていく。

ビジネスモデルの肝は、「お引き取り時にいただく金額で再生コストをペイすることができる」点が重要で、これにより、お引き取りで利益を出すことが可能に。さらに仕入れた再生素材の販売によって追加で利益を出すことができる。全国で素材の地産地消を実現するべく、自治体と連携して再生工場を展開しており、来年新たに3工場が稼働開始予定。また、捨てられずに埋もれている寝具は12億枚存在すると言われており、これを資源と捉え採掘していくことを目標にしていく。

最後に、焼却処分場はもはや必要のないもの。この負の遺産を、みなさんと協力してなくしていきたい。焼却処分場ではなく、再生工場を未来に残していく。そういったメッセージを残しました。

熱いメッセージは審査員・会場から多くの共感を呼び、優勝となりました。

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▼ プレゼン動画はこちら
【優勝プレゼン】年間1億枚廃棄される寝具を、永遠に循環する資源に! 粗大ごみと再生素材の課題を解決する「susteb(サステブ)」(ICC KYOTO 2022)
https://www.youtube.com/watch?v=sxcR4BT5OC8&t=1s

▼ レポート記事はこちら
ニッチな専門領域から世界を変える!「スタートアップ・カタパルト」の舞台裏に密着
https://industry-co-creation.com/report/83203?fbclid=IwAR3zyZEkqdIGQkcwjb_zTUoRCIVAo5pvU_Eg7VXyvKY6d5B92Dhrb3yRkj8
 

  • yuniについて

株式会社yuni(ユニ)は、「日本を廃棄大国から資源大国へ変える」ことをミッションに掲げ、2019年10月に創業した脱炭素、サーキュラーエコノミー領域のスタートアップです。創業以来、代表の家業でもある寝具業界にフォーカスし、粗大ごみの中で最も多くリサイクル率2%の寝具を焼却処分から救うサービス「susteb」をリリース。サービス開始以降1年で月間お引き取り枚数1.5万枚を達成致しました。sustebでは、寝具の自治体・法人・ご家庭からのお引き取りと再生素材化のほか、「焼却処分場をなくして再生工場を作る」ことを目標に自治体との連携を進めています。

脱炭素とサーキュラー・エコノミーを同時に実現するビジネスモデルは各所で高く評価され、リリース後登壇したピッチイベントのD2Cビジネスコンテスト「MASTERPLAN Vol.3」、ICCサミット KYOTO 2022 スタートアップ・カタパルトではいずれも優勝。2022年9月現在、兵庫県西脇市で稼働中の工場をはじめ、来年には山梨県富士吉田市、茨城県筑西市、大阪府内で再生工場を稼働開始予定。年間お引き取り枚数100万枚を目指すなど、規模を拡大しています。

▼ sustebサービスURLはこちら
https://susteb.life/
 

  • 会社概要

会社名:株式会社yuni
代表者:内橋 堅志
設立:2019年10月11日
所在地:〒150-0047 東京都渋谷区神山町17-1-404 ZOOM渋谷神山町
サービス名:susteb(サステブ)
事業内容:寝具等の綿・羽毛・ウレタン・ブレス製品の回収と再生素材化を行う「susteb」の運営と、SleepTechブランド「xSleep」とサステナブル寝具ブランド「RBRTH」の運営
URL:https://yuni.co.jp

▼ 本リリースに関するお問い合わせ
株式会社yuni
担当:susteb広報担当
mail:[email protected]

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