TOWING(トーイング)、令和4年度「SBIR推進プログラム」に採択

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TOWING(トーイング)、令和4年度「SBIR推進プログラム」に採択のメイン画像

農地への炭素固定と有機栽培可能な農地転換を両立する“高機能バイオ炭”の研究開発を推進

地球上における循環型農業の発展と宇宙農業の実現を目指す株式会社TOWING(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:西田宏平、以下、TOWING)は、2022年10月3日(月)に、令和4年度「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」に係る公募に採択されました。

  • 事業の背景と目的

生物系特定産業技術研究支援センターの「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」は、農林水産・食品分野で、新たなビジネス創出に向けて、スタートアップ等が取り組む革新的な研究開発を支援する事業です。
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/startup/R04_startup_shinsa_keka.pdf

 TOWINGは、環境に配慮した人工土壌「高機能ソイル(*1)」技術をベースにし、地球上における循環型農業の発展と宇宙農業の実現を目指す、名古屋大学発スタートアップです。

持続可能な農業実現のため、化学肥料から有機肥料中心の栽培転換、脱炭素に向けた農地への炭素貯留が世界中で求められています。TOWINGは本事業にて、農地に対して有機肥料の分解に必要な硝化菌叢を効率的に定着でき、N2O分解・CO2固定菌叢の追加により高効率な炭素固定性能を実現可能な“高機能バイオ炭”の研究開発に取り組みます。

本事業により、従来のバイオ炭よりも炭素固定をより効率的に実現でき、かつ収量向上も同時に実現可能な、“高機能バイオ炭”の実現と普及につなげていきます。

TOWING(トーイング)、令和4年度「SBIR推進プログラム」に採択のサブ画像1_開発・実証中の高機能バイオ炭開発・実証中の高機能バイオ炭

(*1)高機能ソイルとは、植物の炭等のバイオ炭(多孔体)に微生物を付加し、有機質肥料を混ぜ合わせて適切な状態で管理してつくられた人工土壌の名称です。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構が開発した技術とともに、バイオ炭の前処理、微生物培養等に係るTOWING独自の技術を融合し、実用化しました。

高機能ソイルには大きな特徴が3つあります。

1. 有機質肥料を高効率に無機養分へと変換できます。
2. 畑で良い土壌を作るためには通常3~5年くらいかかりますが、高機能ソイルはわずか約1カ月で良質な土壌となります。
3. 本来であれば廃棄・焼却される植物残渣の炭化物を高機能ソイルの材料とするため、炭素の固定や吸収効果も期待できます。
 

  • 実証パートナー募集

TOWINGでは、高機能バイオ炭(宙炭(そらたん))の農地施用・栽培実証や、宙苗(そらなえ)の定植・栽培実証に共に取り組む、実証パートナー様を募集しております。ご興味がある生産者様・事業者様ならびに自治体様は、コチラのフォームからご連絡ください。
https://forms.gle/rzYREfKR1Q81R8sw7
 

TOWING(トーイング)、令和4年度「SBIR推進プログラム」に採択のサブ画像2_コア技術である高機能ソイルコア技術である高機能ソイル

 

  • 採用情報

次世代技術を活用した高効率かつ持続可能な農業を実現する仲間を募集しております。詳細はコチラをご覧ください。
https://en-gage.net/towing_saiyo/?banner=1

”誰もが”挑戦するチームの一員となり、共に農業の未来を切り開いていきましょう。中の人インタビューはコチラからご覧ください。
https://note.com/towing
 

  • 会社概要

TOWING(トーイング)、令和4年度「SBIR推進プログラム」に採択のサブ画像3

会社名:株式会社TOWING
代表者:代表取締役CEO 西田宏平
所在地:〒457-0058 愛知県名古屋市南区前浜通7-1-2 NTラボ
設立:2020年2月27日
連絡先:[email protected]
事業内容:1. 次世代作物栽培システム(宙農)の開発 2. 次世代作物栽培システム(宙農)の導入支援サービス
WEB:https://towing.co.jp
ECサイト:https://soravege.towing.co.jp/

 

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