日本初、気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト『RE:VISION ART PROJECT』始動 クラウドファンディング実施

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日本初、気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト『RE:VISION ART PROJECT』始動 クラウドファンディング実施のメイン画像

RE:VISION 描き換える、わたしたちの未来。

株式会社SEAMES (東京都目黒区) と特定非営利活動法人国連UNHCR協会 (東京都港区) は、日本初の気候変動と難民問題の認知拡大を目的としたアートプロジェクト『RE:VISION ART PROJECT』の実施に向けたクラウドファンディングを開始しました。※以下、RE:VISION ART PROJECT 実行委員会

クラウドファンディングによって集めたご支援により、寄付者が増えれば増えるほど「私たちがともに行動を起こすことで実現できるかもしれない未来の姿」が現れるアートウォールを制作し、渋谷区内の公共施設・商業施設や、パートナー企業のオフィスエントランスに設置予定です。参加アーティストは、風景・背景画に定評ある東京幻想 (下記参照) 。

日本初、気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト『RE:VISION ART PROJECT』始動 クラウドファンディング実施のサブ画像1

 

  • 気候変動と難民について

洪水や干ばつなどの気候関連の自然災害により、2019年には、2,390万人の方が、故郷からの避難を強いられています。その数は年々増加しており、およそ30年後の2050年には、全世界で12億人にのぼると言われています。わたしたちの「快適」な生活がもたらした気候変動による難民。しかし、その存在はほとんど知られておらず「忘れられた気候変動の犠牲者」と言われています。

日本初、気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト『RE:VISION ART PROJECT』始動 クラウドファンディング実施のサブ画像2_アフガニスタン難民のバハドウール(60歳)は、カイバル・パクテュンクワ州ノウシェラ地区でモンスーンの洪水によって避難した後、UNHCRのテントに避難している。アフガニスタン難民のバハドウール(60歳)は、カイバル・パクテュンクワ州ノウシェラ地区でモンスーンの洪水によって避難した後、UNHCRのテントに避難している。

 

  • 『RE:VISION ART PROJECT』 気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト

『RE:VISION ART PROJECT』は、気候変動と難民問題の存在を一人でも多くの方に知らせ、問題解決に向けた「仲間」になっていただき、わたしたちが今、行動を起こさなければ訪れるであろう、未来を「RE:VISION=描き換える」ためのアートプロジェクトです。

皆さまからいただいたご支援で、寄付者が増えれば増えるほど、今を生きる私たちがともに行動を起こすことで実現できるかもしれない未来の姿を描いた作品 (イメージ図の右側) が、徐々に浮かび上がるアートウォールを制作します。そして、そのアートウォールを渋谷区内の公共施設・商業施設や、パートナー企業のオフィスエントランスに設置する、チャリティキャンペーンを実施します。

このアートウォールを通じて、気候変動と難民の問題についての認知を高めるとともに、生活空間の中で支援ができる仕組みを作っていきたいと考えています。特に若い世代の寄付文化の醸成のために、若者が多く集う渋谷を起点に展開をする予定です。

今回のクラウドファンディングでは、アートウォールの制作及び設置に係る費用とともに、UNHCRの難民援助活動を支える寄付金の調達を目指します。

■プロジェクト概要

<アートウォール制作および難民支援活動への支援金のためのクラウドファンディング>
日時:2022年10月6日(木)〜2022年11月25日(金)
実施プラットフォーム:READYFOR
『気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクトに挑戦したい』
https://readyfor.jp/projects/revisionartproject

<アートウォールによる #気候変動と難民 の認知拡大と支援の呼びかけ>
日時:2022年12月上旬~
場所:渋谷区内

 

  • ステートメント『RE:VISION 描き換える、わたしたちの未来』

 RE:VISION ART PROJECT
 描き換える、わたしたちの未来。

 わたしたちの「快適」な生活の先で、
 洪水や干ばつなどの気候関連の自然災害により、
 2019年には、2,390万人の方が避難を強いられています。

 そして、およそ30年後の未来である2050年には、
 その数が全世界で12億人になると言われており、
 日本で暮らすわたしたちも、決して例外ではありません。

 これは、遠い空の下の出来事ではなく、
 他でもなく、今を生きる、わたしたちの問題なのです。

 ただ、わたしたちはこの悲劇的な未来を
 描き換えることができる、そう信じています。

 なぜなら、
 未来はいつだって、今を生きるわたしたちの、
 踏み出した「一歩」の先にあると思うから。

 RE:VISION ART PROJECT は、
 わたしたちの手で、
 気候変動と難民問題の未来を描き換えるための挑戦です。

 描き換えよう、わたしたちの明日を、未来を、世界を。
 願わくば、あなたとともに。

 RE:VISION ART PROJECT 実行委員会 一同

 

  • 参加アーティスト 東京幻想

日本初、気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト『RE:VISION ART PROJECT』始動 クラウドファンディング実施のサブ画像3

2008年5月活動開始。2009年4月〜2011年3月月刊「リベラルタイム」表紙担当(毎月)。2010年6月米映画「ザ・ウォーカー」国内ポスターメインビジュアル制作(角川映画)。2011年9月堂珍嘉邦(CHEMISTRY)主演舞台「醒めながら見る夢」背景イラスト制作。2012年1月よりフリーペーパー「R25」誌上にて「辻仁成×東京幻想」コラボ不定期連載。2014年11月『東京幻想ART BOOK』発売(宝島社)。2020年1月「東京幻想VR」発売 (VirtualArts) 。その他、国内外の雑誌、メディア等、掲載多数。現在は主にゲーム背景制作を中心に活動中。

 

<アーティスト・東京幻想よりコメント>

普段見慣れた街の風景が非日常的なものに変わる、例えば人気の商業施設が廃墟になっていたり、 最寄りの駅前が水没したり、さらには緑で覆われた動物の楽園になっていたり。そういった空想作品を描き続けて、もう15年近くになりました。 

その過程において最近感じ始めたのは、 私の作品自体がもはやファンタジーとして認識されなくなってきているのかもしれない、といった危機感です。 特にこのコロナ禍においては作品がメディアで取り上げられ拡散される事が増え、閲覧者の層が急速に広まったような実感があります。 表現者としては多くの人に作品を見ていただけるのはこれ以上ない喜びですが、それと同時に、何か大きな社会的不安も感じます。

夢か現実か分からないような事象が世界中で起こっています。私たちの身の回りも例外ではありません。今回のアート作品を通して何か感じるものがあれば、今後、そういった事象に関心を持って一人一人がわずかでも行動してもらえれば幸いです。

 

  • RE:VISION ART PROJECT 実行委員会

株式会社SEAMES

社会問題の解決に対する「意識が高い・難しい」「自己犠牲」というイメージを払拭し、面白く、楽しく、発見や感動に溢れた社会課題の解決に、アートやメディア、エンタメの力で挑む、クリエイティブ集団。アートやデザインの力を使った、直感に訴えるクリエイションや、若年層からの話題化を生む企画・運営を得意とする。NPO代表から大学研究者、デザイナー・クリエイター、学生まで多様なメンバーを揃える。
https://www.seame-s.com/

特定非営利活動法人国連UNHCR協会

UNHCR (国連難民高等弁務官事務所) は1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題の解決に対して働きかけています。1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞。スイス・ジュネーブに本部を置き、約135か国で援助活動を行っています。この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。
https://www.japanforunhcr.org/

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