地球を守るための清掃活動「プラごみバスターズ大作戦」回収した牡蠣パイプのアップサイクルに挑戦(10/16)

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地球を守るための清掃活動「プラごみバスターズ大作戦」回収した牡蠣パイプのアップサイクルに挑戦(10/16)のメイン画像

公益財団法人ボーイスカウト日本連盟(東京都杉並区、理事長 水野正人)は、循環型社会を目指す環境アクションを「プラごみバスターズ大作戦」と題し、全国の活動場所や河川、海を守るための清掃活動を実施します。今年はさらに山口県周防大島で牡蠣パイプのアップサイクルに挑戦し、地域におけるごみの循環につなげます。

ボーイスカウト日本連盟は、毎年9月第3月曜日(敬老の日)を「スカウトの日」と位置づけ、これまで40年以上にわたり清掃活動や美化活動を含めた奉仕活動を実施してきました。今年は、日本連盟創立100周年を記念して「プラごみバスターズ大作戦」と題し、全国のボーイスカウトが地域に対する感謝の気持ちを込めて河川、海を守るための清掃活動を行います。
 また、今年は初めて回収したプラスチックごみの再資源化にチャレンジし、地域におけるごみの循環に貢献することを目指します。

■「プラごみバスターズ大作戦」とは?

地球を守るための清掃活動「プラごみバスターズ大作戦」回収した牡蠣パイプのアップサイクルに挑戦(10/16)のサブ画像1

「ごみの回収の循環から外れてしまったプラごみの調査・撲滅活動をして地球を美しく!」をミッションとした清掃活動です。
 世界中で放棄されたプラスチックごみが資源循環のサイクルからとり残され、環境汚染の原因となっています。ボーイスカウト日本連盟は、この課題を誰もが自分ごととしてとらえ、プラスチックごみについて学び、課題解決のための行動を起こし、その行動を発信していく取り組みとして「プラごみバスターズ大作戦」を始動しました。この活動を通して、ボーイスカウトが地域のプラスチックごみに目を向け、地域の美化に貢献する機会を創出しています。
https://plagomi.scout.or.jp/

 

■回収したプラスチックごみのアップサイクルに挑戦

「プラごみバスターズ大作戦」では、全国規模で放棄されるプラスチックの調査・回収のほか、プラスチックの資源循環を体験することを目的の一つとしており、今回の活動では自分たちが回収したプラスチックごみから資源循環の一つの形であるアップサイクルにも取り組みます。

地球を守るための清掃活動「プラごみバスターズ大作戦」回収した牡蠣パイプのアップサイクルに挑戦(10/16)のサブ画像2

牡蠣パイプから再資源化された「プラスチックかご」※写真は他プロジェクトでのイメージです。

今回の会場となる山口・周防大島は、漂着ごみの回収が課題であり、特に養殖産業で利用される牡蠣パイプ(※)が島内の海岸に多く流れ着きます。県の地域課題の一つである牡蠣パイプの再資源化により、スカウトの活動や荷物の運搬で用いる「プラスチックかご」へのアップサイクルに挑戦します。
※牡蠣養殖パイプ:牡蠣の養殖過程において使用されるプラスチック製(ポリエチレン製)のパイプのこと。その流出がプラスチックごみにつながることが課題となっている。

 ■山口 周防大島での清掃活動

活動日時:10月16日(日)9:30~12:30
活動場所:周防大島町・真宮島
再資源化:回収した牡蠣パイプは、スカウトが色ごとに分別し、回収したのち、科学技術の力であらゆる環境問題を克服することを目指す「株式会社ピリカ」の協力を得て、再資源化を行います。その様子は、12月開催の環境展示会「エコプロ2022」で報告します。

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