子育て世代の約5割、「子育てしにくい」と感じる。ママのリアルな声を聞く、子育て環境の満足度に関する調査を実施

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-子育て世代の最新トレンド-

「家族の健康を支え笑顔をふやす」をビジョンとし、家族と向き合う全ての人のアシスタントとして心身ともに健康な生活を支援する事業会社である株式会社カラダノート(東京都港区/代表:佐藤竜也/以下当社)は、メルマガ会員を対象に「日本の子育て環境の満足度」を調査いたしました。

[調査トピックス]

  • 妊娠中の方及び3歳未満の子どもがいる方を対象に「子育て環境に対する満足度」を調査した結果、約5割が「不満がある」と回答
  • 不満と回答した人の理由からは、日本の子育て環境における6つの課題(① 仕事と育児の両立 ② 二人目以降の支援 ③ 制度の簡略化 ④ 出産・子育て関連の助成金 ⑥ 公共機関の改善)が顕在化しました
  • 10月1日より施行した「産後パパ育休制度」の取得意向は、3割が取得する一方で、4割が取得しない予定
  •  妊娠・子育て支援アプリの『家族共有機能』は、約8割のママが「パパの育児参加に役立つ」と回答しました。また、2019年に実施した当社調査では、家族共有機能を活用する世帯の方が、ママの幸福度の平均値が超える結果となりました

【調査背景】

2022年10月より産後パパ育休が施行し、現在は物価高騰を受け子育て世帯への現金給付が検討されるなど、昨今、少子化改善に向けて様々な支援が行われています。
2008年創業以来当社は、ビジョン実現に向け、様々な社会課題の大元である少子高齢化の解決を目指し、健康寿命の延伸を通じた社会保障費の圧縮及び子育てしやすい環境作りから少子化の改善に資する事業活動を行っております。
実際に、子育て世代は日本の子育て環境をどう感じているのか、リアルな声を知ると共に、子育てしやすい社会を実現するための課題を創出すべく、このたびのユーザーへの意識調査を実施しました。

■子育て世代の約5割が「子育てがしにくい」と感じる

 

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妊娠中の方及び3歳未満の子どもがいる方を対象に、子育て環境に対する満足度を調査したところ、「非常に満足(2.8%)」と「やや満足(9.1%)」を含めた1割程度が「満足」と回答し、2割が「どちらでもない(23.3%)」、「非常に不満(12.9%)」と「やや不満(35.2%)」を含めた約5割が「不満がある」と回答しました。

満足と回答した人は「医療費がほとんどかからず、きちんとした医療を受けられる」、「予防接種や健診への補助金があり、居住地域の自治体の支援が手厚い」といった声が挙げられました。

不満と回答した人の理由からは、日本の子育て環境における6つの課題が顕在化しました。

ママの声から顕在化した6つの課題

① 仕事と育児の両立 ・10年前よりは良くはなっているんでしょうが、職場の理解が得られず休みが取りづらい
・病児保育が少ないため、子どもが病気になった時に休まなくてはならない。仕事を両立しやすいよう、そういったサービスが増えてほしい
② 二人目以降の支援 ・昔よりいろいろ良くなっている気はするが、複数子どもを産むことの優遇措置が少ない。複数人子どもがいると、日々の育児も経済的に大変になるのは事実なので、優遇措置がなければ子どもは増えないと思う
③ 制度の簡略化 ・制度がわかりにくい。妊娠中など身体が辛いときに制度について調べるのは負担が大きかった
④ 出産・子育て関連の助成金 ・医療費の無料は満足している。分娩や育児にお金がかかるので、もっと補助してほしい
⑤ 育児におけるジェンダー平等 ・少しずつ改善はされているが、女性が子育てするものという概念が強い
・協力的な男性が増えてきたけれど、外国の様に子育てを「権利」とは思っていない
⑥ 公共機関の改善 ・授乳室、エレベーターが少ない
・ベビーカーを利用しやすい場所が少ない

■ 10月1日より新制度「産後パパ育休制度」が開始!妊娠中の方を対象に、パパの取得意向を調査

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妊娠中の人を対象に、産後パパ育休制度を含めた支援制度の取得意向について調査した結果、全体の3割は「取得する(32.2%)」と回答した一方で、4割は「取得しない予定(43.2%)」と回答しました。
取得しない背景には、収入の減少を懸念し取得しない世帯や「仕事が多忙なため当面取得予定はない」等、職場との調整がしづらい状況が分かりました。

■ 妊娠・子育て支援アプリの『家族共有機能』は、約8割のママが「パパの育児参加に役立つ」と回答

 

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アプリに記録した情報を家族内でシェアできる『家族共有機能』に対し、「男性の育児参加に役立つ」と回答したのは、「とてもそう思う(31.8%)」と「そう思う(46.6%)」を含めた約8割が役に立つと回答しました。

家族共有機能は、家族の幸福度を高める

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2019年に実施した調査では、当社の妊娠・育児層向けアプリを利用する人のうち、アプリに記録した内容を家族と共有している人の方が、ママの幸福度の平均値が超える結果となりました。

 

■ カラダノートは、妊婦保険『子育てシェアリング』を提供し、二人目以降を望む家族を支援します

 

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当社は、2022年1月18日より、日本初(※1)となる産後うつと二人目以降の不妊治療に特化した妊婦保険「子育て支えあい保険 子育てシェアリング」(サービスサイトURL:https://hoken.karadanote.jp/kosodate-sharing/)の提供を開始いたしました。本取り組みを通じて、産後の“もしも”に寄り添い、子育てしやすい社会の創出へ寄与できるよう努めてまいります。
(プレスリリース済み:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000133.000031718.html

※1:2021年12月末時点のカラダノート調べでは、産後うつと二人目不妊を同時にカバーする保険商品は日本初となります。

今後も当社では、子育てしやすい社会の実現を目指し、子育て世代のリアルな声を発信してまいります。

■ 調査概要

調査名称:子育て環境における意識調査
調査期間:2022年10月3日〜10月5日
調査母数:472名
調査方法:インターネット調査

■ 会社概要

企業名 :株式会社カラダノート(東証グロース:4014)
本社  :東京都港区芝浦3-8-10 MA芝浦ビル6階
代表  :佐藤竜也
事業内容:家族サポート事業 / ライフイベントマーケティング事業 / 家族パートナーシップ事業
URL    :https://corp.karadanote.jp/

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