個人、組織、社会の目的を有機的に繋げる人財戦略を確立して、中長期的な企業価値の向上を支援いたします
1.背景
近年、不確実化、多様化する社会の変化の中、社員の働き方や人財育成方針が問われています。変化の激しい社会に備えるにあたり、人的資本の観点から、経営戦略との関係性を明らかにし、個人と組織のレジリエンスの強化方法を確立し、スキルの見直しの促進が不可欠です。また、グローバル市場で企業が持続的に成長するためには、競争優位な地位を築くことが重要であり、経営戦略を担う次世代の経営人財を早期に育成することが鍵となります。SDGs経営やESG投資の観点からも、企業の人財に対する具体的な施策への関心が高まりつつあります。さらに社内外ステークホルダーとの関係においては、着実な改革・推進のエビデンスの一つとして、それらの取組みを発信することが求められています。
このような背景から、SOMPOリスクはLaereと協働し、「将来起こりうるリスクや危機をいち早く捉え、未来志向型デザインを通じてチャンスに変換し、お客さまの価値創造(From risk & crisis to value creation)」をご支援する人財支援サービスを開発しました。
2.本サービスの概要
「きづく(ワークショップ)」と「たいけんする/うみだす(コンサルティング)」を組み合わせ、人事部門などのご担当者さまに対して、次世代への戦略的人財育成をご支援します。
◆きづく(ワークショップ)◆
「世界で最も持続可能な100社」上位常連会社の経営層とのセッションなどにより新たな視点を獲得する機会
不確実な社会において社員のエンゲージを高めるためには、社員の働き方がどのように価値創造につながるのかについて理解することが大切です。そのためには、未来の変化の兆しにいち早く気付き、自社の存在意義を明確に自己認識する必要があります。そこで、世界の投資調査会社が発表する「世界で最も持続可能な100社」で常に上位に選ばれているリーディングカンパニーとのセッションや国内外の先進事例を通じて、インスピレーションを得ながら、お客さまが新たな視点を獲得する機会をご支援します。 |
◆たいけんする/うみだす(コンサルティング)◆
経営人財候補者に対して適切な経験や教育を提供する仕組みづくり
持続的な企業発展のためには早い段階から経営人財を育成することが重要です。人財育成は、自社の目指すビジョンや経営戦略を俯瞰し、経営人財に求める経験や資質を明らかにする必要があります。また、事業を通じ、経営人財候補者に対して適切な経験や教育を提供することが肝要です。さらに、自社で提供する経験のための機会や教育・育成プログラムが、将来に亘って適切であるかを検証することが望まれます。これら一連の仕組みづくりをご支援します。 |
■SOMPOリスクマネジメントについて(https://www.sompo-rc.co.jp/)
SOMPOリスクマネジメント株式会社は、損害保険ジャパン株式会社を中核とするSOMPOホールディングスのグループ会社です。「リスクマネジメント事業」「サイバーセキュリティ事業」を展開し、全社的リスクマネジメント(ERM)、事業継続(BCM・BCP)、サイバー攻撃対策などのソリューション・サービスを提供しています。
■株式会社Laereについて(https://www.laere.jp)
「人の想い」から始まるプロジェクトを、北欧社会をヒントに、引き出し・支援し・実践する共創型アクションデザインファームです。不確実な社会の中でも、より多くの人にとって望ましい社会を目指し、共創を通して確かなアクションへ繋げていくための企業や地域、行政や教育機関など、幅広い組織におけるクリエイティブ人財育成と組織開発に従事しています。主な実績として、国立研究開発法人産業技術総合研究所における「産総研デザインスクール」のカリキュラム設計、プログラム運営支援等に携さわっています。