3年ぶりに復活 那覇大綱挽会場で清掃活動キャンペーン「那覇大綱挽まつりごみゼロキャンペーン」を開催しました!

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2022年10月9日 【那覇市久茂地周辺】

美らビーチクリーンプロジェクト実行委員会は、3年ぶりに復活した「那覇大綱挽」の会場周辺での清掃活動を呼びかけるため、2022年10月9日(日)に「那覇大綱挽まつりごみゼロキャンペーン」を開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

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  • イベント概要

・開催概要:那覇大綱挽会場周辺で、来場者に対し清掃活動を呼びかけるキャンペーンを開催。
・日程:2022年10月9日(日)14:00~18:00
※前日にダンスコンテスト参加の高校生による清掃活動を実施。
・開催場所:沖縄県 那覇市久茂地交差点(那覇大綱挽会場周辺)
・参加人数:のべ250人
 

  • 那覇大綱挽後の「会場周辺のごみ」が課題に 綱挽会場そばではじめての取り組み

コロナ禍の影響で、一昨年、去年と2年連続で中止となっていた那覇大綱挽ですが、今年は3年ぶりに開催されました。
美らビーチクリーンプロジェクト実行委員会では、ごみの散乱に対する課題意識から、今年は那覇大綱挽会場周辺を実施エリアに設定し、那覇大綱挽会場を訪れる方々に清掃活動を呼びかけるキャンペーンを実施いたしました。コロナ禍以前、那覇大綱挽会場周辺は多い時で10万人以上の方が集まる場となっており、会場周辺にはペットボトルやプラスチックごみなど、「海洋ごみ」につながることが懸念されるごみが多く散乱するような場所になっていました。
今年は、例年とは異なり参加者数が3200人の上限が設定されるなど、例年と比べると規模が縮小される形ではありましたが、大綱挽が実際に行われる午後4時~5時の時間には親子連れをはじめとした多くの人が訪れ、会場周辺の清掃活動に取り組みました。
那覇大綱挽自体は、綱挽の前に綱の一部が外れてしまい本番直前で引き分けとなったこともあり、参加者が会場内に滞留する時間が短くなってしまうなどのアクシデントにも見舞われながら力を合わせて行われました。参加者からは、「会場周辺に捨てられていたごみを拾い、那覇の街をきれいにしたかった」「ペットボトルやプラスチックごみ、飲みかけのお酒の缶やタバコなどが多く落ちていた」「ごみをたくさん拾って、街をきれいにするための役に立ちたい」といった感想も聞かれました。最終的に、キャンペーンを実施した4時間で、ペットボトルや空き缶、プラスチックごみを中心にごみ袋90袋近い量を回収することができました。

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  • 前日にはダンスコンテスト参加の高校生が清掃活動を実施

那覇大綱挽の前日、那覇大綱挽まつり初日の10月8日には、高校生ダンスコンテストが那覇市久茂地のパレットくもじ交通広場前で開催され、およそ100人の高校生が参加しました。そして大会終了後に、参加した高校生が会場周辺の清掃活動に参加しました。参加した高校生らは、「ペットボトルの放置ごみがあったりおかしの袋やテイクアウトドリンクのごみが目立ちました。」などという声が上がりました。

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  • 参加者からの声(事後アンケートより)

・身近にこんなにもごみが落ちているのに驚きました。    
・環境問題を子ども達と考えるきっかけになりました。
・きれいに見えてもよくよく見てみるとごみがたくさんあることに気づいた。    
・一人ではどうしようもない位のごみの量だったが、みんなで協力してやれば、少しずつキレイな街を保てると思った。
・ごみは家まで持ち帰る!
・まだまだポイ捨てがある世の中で、きっと海でも、捨てる人はいるんだろうなぁと。人のふり見て我がふり直そうと思いました!
・娘が楽しんで取り組んでいた。次の日から、「あ、ごみ見っけ!」と拾うようになった。

<団体概要>

団体名称:美らビーチクリーンプロジェクト実行委員会
URL:https://okinawa.uminohi.jp/
活動内容:近年、深刻化している海洋ごみ問題に対して、ビーチクリーン(清掃)活動だけでなくメディア・イベントを通して多くの県民に海洋ごみ問題についての“自分ごと化”を促進し、一人一人のアクションへと繋げていくことを目指していく。増え続ける海洋ごみに対応するために、様々な企業・団体、行政と連携した啓発やアクションに加えて、県民の行動変容を促す企画を実施するプロジェクト。

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CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

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日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

 

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