新型コロナウイルス感染症の予防や治療にあたる医療従事者へ、食品を無償支援するプラットフォーム「WeSupport」(代表:高島宏平)は、東京都での1日の新規感染者数が5,000人を超えるなど、新型コロナウイルスの感染が再度拡大する状況を受け、本年9月末までの活動を決定しました。以降も、状況に応じて活動期間を判断してまいります。
WeSupportは、2020年4月に活動を開始し、支援に賛同するサポート企業125社からの食品物資の無償提供や、寄付金による支援を受け、これまでに東京・神奈川・大阪を中心に114カ所の医療機関に対して延べ支援人数は65万人、金額換算で7億4千万円分以上の食品を支援してきました(2021年8月6日時点)。現在も、活動継続に必要な、食品物資や寄付金の寄付を受け付けております。
・「WeSupport」協賛希望企業および、支援希望病院のお問い合わせページ:https://wesupport.jp/
・寄付金のお申し込みページ:https://donation.yahoo.co.jp/detail/5197002
■発熱外来、入院患者数増加など…WeSupportの支援先の医療従事者の声
●感染拡大に伴い、ここ1、2カ月において状況が変化したことについての声
「6月末より発熱外来患者が急増しています。今後さらに急増することを想定し、感染防止強化に取り組んでいます。」
「PCR検査の件数、入院患者数が増加傾向にあります。スタッフは粛々と頑張っていますが、政府がどのような処置を取っても自粛に疲れ果てたことと夏休みシーズンが重なり、若年層の更なる感染増加が不安です。」
「変異株ウイルス対応、職域接種などのワクチン接種対応、暑さ対策などが大変です。」
●WeSupportの支援に対しての声
「発熱外来、ワクチン接種と忙殺される中、様々な商品をいただき医療機関へのサポートを感じることができ、勇気づけられています。」
「真夏になりスイーツ系、ドリンク系などは、大変、喜ばれ、癒しになっています。支援物資を届けると職員から笑顔がみられ、企業様のお気持ちを大変嬉しく感じている職員が多いです。」
■WeSupportについて
【WeSupportとは】
医療現場では寝る間も惜しんで感染予防や診療などの業務にあたっているため、満足に食事を取れていない、栄養バランスが取れないなどの問題があります。
そんな医療従事者を応援をしたい企業から、個別に医療機関に連絡や物資が届くなどの負担を最小限にするため、医療従事者が欲しい食品の情報と、支援を希望する企業や団体をマッチングし、物流を取りまとめる役割を果たすために、一般社団法人RCF、オイシックス・ラ・大地株式会社、ココネット株式会社(セイノーホールディングスグループ)が連携し「WeSupport」を2020年4月20日に立ち上げました。
【WeSupportのしくみ】
「WeSupport」運営企業・団体紹介 ※五十音順
■一般社団法人RCF (所在地:東京都港区/代表理事:藤沢烈)
2011年4月、東日本大震災からの復興支援のための調査団体として発足。その知見・経験を生かし、社会課題解決に向けた立案・関係者調整を担う「社会事業コーディネーター」として、外資系金融企業や大手飲料メーカー等、10社以上の企業、30以上の被災県/市町村および省庁とともに地域活性化プロジェクトを推進しています。
■オイシックス・ラ・大地株式会社 (所在地:東京都品川区/代表取締役社長:高島宏平)
「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社の買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」や、米国でヴィーガンミールキットを展開する「Purple Carrot」も含め、食のサブスクリプションサービスを広げています。
当社は、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)として、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体で食品ロスゼロを目指しています。
■ココネット株式会社 (所在地:東京都中央区/取締役社長:河合秀治)
社会課題である買い物弱者解消のため、スーパーなど小売店から食料品・日用品の買い物お届けサービスを全国に事業展開しています。その他、貧困家庭に食をお届けする「こども宅食」など、物流の力で社会課題解決に繋がる活動を展開しています。