「リックス協創センター」建設決定のお知らせ

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~次の軸となる新製品開発を推進~

国内外の産業界を下支えする”メーカー商社” リックス株式会社(本社:福岡市博多区山王1丁目15番15号、代表取締役社⻑執行役員:安井 卓 以下、当社)は、新製品の研究・開発を目的とする「リックス協創センター」の建設を決定しましたのでお知らせします。

※協創…当社は様々なパートナーと協力しながらものごとやソリューションをつくり上げていくことを重要視しており、そのことを”協創”と表現しています。

「リックス協創センター」建設決定のお知らせのサブ画像1_リックス協創センターイメージ図リックス協創センターイメージ図

【リックス協創センターの概要】

名     称 リックス協創センター(英語名称:RIX Cooperative Creation Center)
所 在 地 福岡県糟屋郡粕屋町大字仲原字貝田1847番他1筆
建築面積 1055㎡ (延床面積:3,802㎡)
構     造 地上4階建 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)
施設用途 流体制御技術を軸とした新製品の研究・開発
着     手 2023年3月1日
完     成 2024年6月末(予定) ※引渡し後、随時稼働
投 資 額 約19億5千万円(当社として過去最高の投資額)
環境・省エネ対策 Nearly ZEB(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)

 

【建物内部について】

1階 組立室
2階 実験室、計測室、クリーンルーム、ドライルーム、倉庫
3階 技術開発室、デジタル設計室
4階 研究会議室、応接室、カフェテリア、屋上広場

 

【同センター開設の目的・背景】

当社は、世界中のものづくりの課題を解決する”メーカー商社”です。メーカー分野では、福岡県に自社工場を持ち、ロータリージョイント(回転継手)や洗浄装置などの製品を製造しています。

 

これらの製品は、同工場の敷地内にある「技術開発センター」にて開発業務を行ってきました。特に、既存製品(ロータリージョイントや洗浄装置)に対する改良や新機能の付加などは着実に実施し、ラインナップ等を充実させてきました。しかしながら、次の柱となる新しい製品・商品・サービスの開発は、既存製品の開発業務が忙しくなればなるほど、後回しにされるという状況にありました。

 

そこで、既存製品にとらわれず、当社にとって次の柱となる新製品・新商品・新サービスを開発するため、リックス協創センターの開設を決定しました。また、その開設地については、既存製品を開発している場所(福岡事業所)から離れた場所に置き、新製品・新商品・新サービスの開発を進めやすい環境を整えます。

 

当社が中長期経営計画で目標に掲げている「オリジナル品比率の向上」を達成するため、リックス協創センターでは、流体制御技術を核とした新製品・新商品・新サービスの開発を推進し、世界中の産業界の顧客課題解決や、SDGsの達成に寄与していきます。

リックス協創センター設立により、当社内での開発の役割は以下のように分けます。

■技術開発センター(1991年開設)■ (生産本部主導)

  • 既存製品について顧客ニーズの変化に対応するための開発
  • 既存製品の付加価値アップやその周辺に関する商品・製品・サービスの開発

 

■リックス協創センター■ (NB開発本部主導)

  • 既存製品にとらわれない、顧客課題・社会課題の解決のための商品・製品・サービスの開発

 

【同センター名称の由来(代表取締役社長執行役員 安井卓 コメント)】

中長期経営計画LV2030、GP2023に挙げている象徴的なキーワードである“協創”の推進のための開発(新技術開発・新製品開発・新商品開発・新サービス開発)が行える場にしたいと考えております。

 

既存事業における開発業務(深化)と、既存事業の枠からはみ出す開発業務(探索)のうち、特に探索に特化した開発をリックス協創センターが担います。当社や当社グループだけでなく、お客様や仕入先、ベンチャー企業、大学、国の研究機関などと協力して製品・商品・サービスを創造してゆくことで、社会課題の解決につながるソリューションを生み出していきます。

 

リックス協創センターで生まれた製品・商品・サービスは、オリジナル品として世界に羽ばたいて、当社グループの次なる成長の原動力にします。また、常に新しい可能性を探るべく、継続的に探索型の開発ができる協創の拠点にしていきます。

 

 【同センターにおけるNearly ZEBの採用について】

地球温暖化対策のため、当社は温室効果ガス(CO2)排出量の削減目標として、2050年度におけるCO2排出量(Scope1及びScope2排出量)について、カーボンニュートラルの達成を目指すことを宣言しました。

 

エネルギー消費量の削減を実現する建物「ZEB(Net Zero Energy Building)」の普及は、カーボンニュートラルの実現に向けて世界的に求められており、この度、当社が建設する「リックス協創センター」は、Nearly ZEB(省エネ50%以上+創エネ25%程度で75%以上の削減)を目指し、従来の建物で必要なエネルギー消費量75%以上の削減を実現いたします。

 

【同センターに採用する具体的な省エネ・創エネ対応】

■省エネ■
Low-E複層ガラス、
高効率ビル用マルチエアコン、CO2センサー付き全熱交換器、DCモーターブラシレスモーター搭載換気扇、LED照明、照明のセンサー制御、トップランナー変圧器、エコボイド(換気塔)、ヒートポンプ給油機

 

■創エネ■

屋上での太陽光発電

 

【当社について】

当社は、鉄鋼、自動車、電子・半導体、ゴム・タイヤ、工作機械、環境、紙パルプ、高機能材、食品業界向けに、産業機械や部品・サービスを提供しているメーカー商社です。「メーカー商社」と「顧客密着営業」の2つのビジネスモデルを事業の柱とし、お客様の求めるソリューションをスピーディーに提供していくことで、課題解決のパートナーとなれるように邁進しております。

企業名 リックス株式会社
本社所在地 福岡県福岡市博多区山王1丁目15番15号
創業 1907年(明治40年)10月
代表者 代表取締役社長執行役員 安井 卓
証券コード 7525(東証プライム / 福証 上場)
コーポレートサイト https://www.rix.co.jp/

 

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