教育とソーシャルビジネスに取り組むNPO法人Colorbathが、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)大賞」第1回授賞式を開催!

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1/30(月)までエピソードを募集中。1/31(火)20時より、オンラインイベント・授賞式を実施予定。

日本・ネパール・マラウイの3か国で活動する特定非営利活動法人Colorbath(本部:山口県周南市 代表理事:吉川雄介)は、国際協力分野での活動にとどまらず、日本の学生や社会人に「より広いセカイに一歩踏み出すきっかけ」を届ける活動を続けています。その一環として、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」の発見・対話のプロセスを共有する大賞を新たに設立しました。

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■開催概要

日時:1/31(火)20:00〜21:30
開催場所:オンライン(zoom)
参加費:無料

イベント内容(予定)
・賞にこめたメッセージの紹介
・応募作品の紹介
・大賞の発表
・記念品の紹介
・クロージング、アンケートへの記入

申し込み方法:
Google Formより

https://forms.gle/mx5jA6DRKohbz1629

■アンコンシャスバイアス大賞とは

アンコンシャス・バイアス大賞とは、Colorbathが2022年から配信するPodcast番組「おずもなラジオ」発のプロジェクト。

 

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Colorbathは、「想いをカタチに、未来をつむぐ」を理念として掲げ、日本・ネパール・マラウイの3カ国をフィールドに、日本と海外の生徒をオンラインでつなぐ教育事業、現地の社会課題や雇用創出に直接アプローチするソーシャルビジネス事業を展開してきました。国際協力分野において、現地のニーズに根ざした活動を行うことはもちろん、持続的なビジネス化・事業化にも注力しています。

これらに共通しているのは、私たちはただ「知らない」ということが原因で、特定の人々・課題に対して固定観念を抱き、それがともに地球上に生きる人々の間に分断をもたらしているという課題意識。複数の国に拠点をおき、「ゼロからイチを生み出すこと」「生み出したイチから得た学びを、イベントやソーシャルメディアを通じて届けること」の両方に専門性を持つ私たちだからこそできることがあると信じ、日々活動に取り組んでいます。

 

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今回、このような賞の設立を通して、普段は光が当たらない、「自分の中にある”当たり前”を再発見し、他者との違いを認め合い、新しいものにアップデートしていく」プロセスを応援、内部・外部の境目を壊して、一緒に学び合っていきたいと考えています。

また、1/31に実施する第1回授賞式では、応募エピソードを参加者とともに振り返り、対話の中で「大賞」を決定する予定です。実りある企画になるよう、一緒に盛り上げてくださる方々を、こころよりお待ちしています。

■この賞を通して伝えたいメッセージ


 

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①この世界を変えるのは難しくても、自分のセカイは変えられる

遠い国の大きな問題も、目の前の日々の自分の生活とつながっている。そんなことはなかなか感じにくいかもしれません。アンコンシャス・バイアスに気が付き、”自分にとっての当たり前”が変わることで、これまでのセカイの捉え方が一変することがあります。自分たちに、できることを。セカイを広げる一歩を、ここから。

②ふと立ち止まって、言語化する時間を

誰かの言葉やふとした経験、感情が揺さぶられた瞬間などに、「当たり前の転換」は起こります。とても大切なことの一方で、いつの間にか忘れてしまったり、共有する場がないことも。
今回の企画を通して、意識的に立ち止まり、自分自身の経験を振り返る時間をシェアできればと思っています。

③ちょっぴり苦い経験も、前向きなきっかけに

私たちがふだん持っている「当たり前」の中には、”アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)とよばれるものも含まれています。
「偏見」ときくと、すこしネガティブな印象、心がちくっとしますよね。
けれども本来、自分だけでは気づけないことに気づくこと、新たな学びとともに日々を歩んでいくことは、とても豊かなことなはず。
私たちは、皆さんのそんな経験こそ、今回の「アンコンシャス・バイアス大賞」にご応募いただき、一緒に共有、大切に称えあえればと思っています。
もちろん、日常のほっこりしたエピソード、あたたかな気持ちからスタートした経験も大歓迎。
すべての感情、経験、学びに良し悪しをつけずに、あたためあう企画です。

■募集例


 

20才・女性
マラウイ人のColorbathメンバーと話していた時のこと。
現地では、村の中で助け合ったり、一緒に貯蓄をしたりと、共同体意識がとても強いという話になった。それに対して私はというと、今の地区に引っ越してきたからは特に、町内会の本部の場所もわからないし、そもそも知り合い自体かなり少ない。思わず、ぼやいてしまった。それに対するマラウィアンの回答は果たして、「That is us, Malawians」。僕らはただそういう生き方をしてるだけだよ、というものだった。さらに、「日本にだって、形は違えどコミュニティがあるんじゃないの?」と問い返され…。「ないもの探し」ではなくて「あるもの探し」をする姿勢に、ハッとさせられる出来事だった。そしておそらくだけれど、その朗らかさの中には、日本より医療状態や、食料の供給が安定していないという、切実な環境下の中で身につけてきた、助け合いの精神もあるのだろう。
まだまだ学ばなければいけないことがたくさんある。
そう感じた出来事だった。

37才・男性
ネパールの市場で、たくさんトマトが売られていた。形もばらばら、色も、赤いのもあるけど緑のもあって、全部が赤く熟してない。
品質をそろえずに収穫してしまったんだな、緑のはおいしくないから誰も買わないな、と思った。
でもネパールの人に聞いたら、
「いや、緑のやつは後少ししたらうれておいしくなる。むしろ赤いのばっかりかったら、腐っちゃう。バランスよく買うのよ」と。
ここで、「あー、そうか」と思った。
生産者だけが工夫して努力すべきみたいな思い込みがあった。ちがう。消費者、買う側も工夫して調整して協力して、無駄のない生活をする。
生産者が努力すべき、という無意識の思い込みに気がつくことができた。

■主催団体


住所:山口県周南市川崎3丁目21番15号
設立:2016年4月
事業内容:「想いをカタチに、未来をつむぐ」をミッションに掲げ、ネパールやマラウイなどの途上国での雇用創出に関わるソーシャルビジネス事業を展開。また、日本と海外の学校をつなぐ国際交流に関わる事業も行っている。

HP:http://color-bath.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/colorbath 
Twitter:https://twitter.com/colorbath
Instagram:https://instagram.com/colorbath_?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Podcast:https://open.spotify.com/show/1NnJ5QREAvinuEn0B3VKt4#_=_

代表理事:吉川雄介

1985年生。早稲田大学国際教養学部、米国Portland State Universityにて文化人類学専攻。新卒でベネッセに入社。学校教育コンサルティングに関わり、教員向け研修や生徒・保護者向け講演に従事。新しい働き方・学び方創りに関わり、社外の活動としてスポーツ、キャリア教育、地方創生、途上国支援など複数のNPO、NGOの立ち上げに関わる。世界経済フォーラム(ダボス会議)Global Shapers Communityメンバー。関西学院大学非常勤講師。

 

 

 

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