【最前線に膜を張る】SDGs時代に、テント=膜構造で対峙するべき社会課題や存在意義を導き出した『MEMBRANE LAB.No.3』を公開。

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ESG経営、サーキュラーエコノミー、脱炭素社会のレクチャーから「持続可能な事業」について考える探索プログラムを実施。パーパスの設定から、企業としての将来像や事業領域をビジュアライズ。

テント倉庫やスポーツ施設など膜構造建築の総合メーカーである山口産業株式会社(本社:佐賀県多久市、代表取締役:山口篤樹)は膜構造のサスティナブルな可能性(短期間・低コスト・移動可能)で社会課題に挑戦するプロジェクト「MEMBRANE LAB.(メンブレンラボ)No.3」のWEBページを開設したことをご報告します。

 

 

【MEMBRANE LAB. No.3 WEBページ】 https://membry.jp/membrane-lab/active-report-3.html
【MEMBRANE LAB. TOPページ】           https://membry.jp/membrane-lab/
 

【最前線に膜を張る】SDGs時代に、テント=膜構造で対峙するべき社会課題や存在意義を導き出した『MEMBRANE LAB.No.3』を公開。のサブ画像1_山口産業の未来を支える3 つの柱と 現在進行中の7つのプロジェクト山口産業の未来を支える3 つの柱と 現在進行中の7つのプロジェクト

 

  • 最前線に膜を張る

1972年に創業し、膜構造を強みとしてきた山口産業は、今後、どんな社会課題に向き合い、どんな企業であるべきか。今回は、fog 代表の大山貴子さんを講師に迎え、対峙するべき社会課題やパーパス(存在意義)の設定を目指し、2日間にわたる社内向けのワークショップを開催。
2日間のワークショップで明らかになった会社の歴史や社会的取り組みを踏まえて、新たなパーパス(社会的な存在意義)として、「最前線に膜を張る」を導きました。
 

【最前線に膜を張る】SDGs時代に、テント=膜構造で対峙するべき社会課題や存在意義を導き出した『MEMBRANE LAB.No.3』を公開。のサブ画像2_Workshop Menu 「持続可能な事業」について考える探索プログラムWorkshop Menu 「持続可能な事業」について考える探索プログラム

 

【最前線に膜を張る】SDGs時代に、テント=膜構造で対峙するべき社会課題や存在意義を導き出した『MEMBRANE LAB.No.3』を公開。のサブ画像3_【社史】山口産業のこれまで【社史】山口産業のこれまで

[ ワークショップ1 日目 ]
1.グループワーク/企業の歴史の振り返り
創業から現在までの山口産業の企業理念や事業の変化、事業
領域、商品構成などを棚卸し。社史を振り返った。

2.レクチャー/サステナブルと企業経営について
サステナビリティという概念の変遷や、サステナビリティに対する企業の向き合い方をさまざまな視点から解説。

3.レクチャー/サーキュラーエコノミーについて
サーキュラーエコノミーの基本情報と、マテリアルフロー、LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)を解説。

4.レクチャー/脱炭素社会について
近年、脱炭素社会が注目を集める背景や世界的な潮流、規制、GHG プロトコルやLeeds 認証といった認証制度も解説。

 

 

【最前線に膜を張る】SDGs時代に、テント=膜構造で対峙するべき社会課題や存在意義を導き出した『MEMBRANE LAB.No.3』を公開。のサブ画像4_膜で社会課題に挑むアイデアの検討膜で社会課題に挑むアイデアの検討

[ ワークショップ2 日目 ]
1.個人ワーク/宿題の発表
書籍「ドローダウン」を受けて、自社の事業や強みを生かせそうなアイデアをワークショップ参加者が持ち寄って発表。

2.レクチャー/パーパスについて
パーパスに関連する事業に取り組むことで、中長期的なサステナビリティをもたらすことを目指した。

3.グループワーク/パーパスの設定
参加者でパーパスについてディスカッション。会社の歴史や現在の事業も包含する「最前線に膜を張る」を導きだした。

4.個人ワーク/パーパスに基づくアクションの検討
パーパスをどのようなアクションにつなげていくかを検討。進行中のプロジェクトや、未来の取り組みについて話した。

 

  • 山口産業の未来を支える3つの柱と現在進行中の7つのプロジェクト

パーパスの設定を経て、企業としての将来像や事業領域をビジュアライズ。
「より環境負荷の少ない事業の実現」「地域と共存する企業への成長」「持続可能な膜産業の構築」という山口産業の未来を支える3つの柱を、協業を含む、多様なプロジェクトを通じて形づくっていきます。

Project_1「グリーン電力証書」を取得

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2022 年1 月の「グリーン電力証書」取得によって、現在、消費電力の10%を太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギーでつくった電力でまかなっています。グリーン電力証書とは、再生可能エネルギーでつくったグリーンな電力を証書化し、取り引きする仕組み。再生可能エネルギーの普及、拡大に貢献しています。

Project_2 主力製品のひとつに成長した膜構造を生かした「テント牛舎」

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2016 年の施工事例から、「低コスト、短納期なテント畜舎」に可能性を見出し、社内で発足した「テント牛舎」プロジェクト。テント牛舎は、牛の品種ごとに透過率の異なる膜材を使うなど、最適な飼育環境をもたらすことが可能です。メッシュ生地による高い通気性やカラーバリエーションも、膜構造ならでは。
【テント畜舎特設ページ】https://membry.jp/lp1/

Project_3 新型コロナの感染拡大を受けて開発した「医療用エアーテント」

【最前線に膜を張る】SDGs時代に、テント=膜構造で対峙するべき社会課題や存在意義を導き出した『MEMBRANE LAB.No.3』を公開。のサブ画像7_医療用エアーテント医療用エアーテント

スピーディーに設営できる「医療用エアーテント」は、大きな開口を両側に設けたトンネル構造で高い通気性を確保。ファスナーで簡単に着脱できる間仕切りや照明などを標準装備しています。新型コロナウイルス対策の医療用途や、避難所でのプライベート空間の確保など、さまざまな用途に使用できます。
【エアーテント特設ページ】https://membry.jp/air/

Project_4 膜でできたモバイル山小屋「ヒュッテント」

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佐賀大学とyHa architects、海野建設、志村製材、テツシンデザイン、そして、山口産業という6 つの組織、企業と協業で開発した「ヒュッテント」。ヒュッテントは、登山時の避難小屋や森林整備の拠点を想定して設計した、一辺3.5メートルほどの山小屋。構造の建築資材に軽量な木材を使用することで、生産と運搬におけるCO2 排出を抑制。膜で覆うことで、木材のみに比べて耐久性も向上しています。
【ヒュッテント特設ページ】https://huttent.jimdofree.com/

Project_5 パートナー企業と連携し新リサイクルフローを構築

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「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに2025 年に開催予定の大阪・関西万博では、材料のリサイクルの仕組みを有していることが入札条件となっていました。そこで、廃棄物のリサイクル事業を担うパートナー企業と協業して、新しいリサイクフローを構築しています。

Project_6 新工法「ファブリックファサード」

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外部遮蔽機能により日射熱吸収を軽減し、年間の冷暖房の消費エネルギーを最大50%以上削減。使用する膜素材やアルミが軽量なため、製造過程はもちろん、施工時、運搬時におけるCO2 排出量の削減にも貢献します。
【ファブリックファサード特設ページ】https://membry.jp/fabric/

Project_7 廃棄していた膜素材をバッグや雑貨にアップサイクル

【最前線に膜を張る】SDGs時代に、テント=膜構造で対峙するべき社会課題や存在意義を導き出した『MEMBRANE LAB.No.3』を公開。のサブ画像11_MEMBRANE REUSABLE BAGMEMBRANE REUSABLE BAG

文具、雑貨メーカーのハイタイドとコラボレーションし、開発中の新商品は、山口産業で使用した膜素材のあまりなど、廃棄する予定の膜素材を再利用したバッグや雑貨類のシリーズ。廃棄するゴミを削減しながら、そこに新たな価値をもたらすアップサイクルな取り組みを推進しています。
【MEMBRANE REUSABLE BAG プレスリリース】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000100006.html

《《 山口産業について 》》
山口産業は、業界トップクラスを誇る産業用テント倉庫に留まらず、大規模な公共空間やスポーツ施設など、さまざまな膜構造の製造に取り組んでいます。設計・製造・施工まで社内で一貫して行うことで高品質・短納期で製品提供を可能とし、培ってきた技術と経験に異業種の知見を掛け合わせることで、これからの膜構造の可能性を追求していくプロジェクト「MEMBRANE LAB.」を通じて社会課題解決にも挑戦しています。
社 名:山口産業株式会社
所在地:佐賀県多久市多久町3555-120
代表者:代表取締役 山口 篤樹
TEL:0952-74-2525
URL:https://membry.jp/
 

 

 

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