【日系初】フィリピンのファッションスクール「coxco Lab」が目指す、ファッションで社会貢献を志す生徒10名の夢の実現

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【日系初】フィリピンのファッションスクール「coxco Lab」が目指す、ファッションで社会貢献を志す生徒10名の夢の実現のメイン画像

特定非営利活動法人DEAR MEは、フィリピン マニラのファッションスクール「coxco Lab」で若者10名に無償の教育機会を提供し、彼らの未来の選択肢を拡げることを目指します。

このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。

「coxco Lab(ココラボ)」は、フィリピンでファッションのデザインや縫製などの専門技術を習得するための職業訓練校(※TESDA取得)として、初年度はマニラの若者10名を対象とし、無償で教育機会を提供します。当スクール事業を通して「大好きなファッションを仕事にしたい」という若者の夢を叶えます。

弊団体は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。
このプレスリリースは「NPO法人 DEAR ME」の夢です。

【日系初】フィリピンのファッションスクール「coxco Lab」が目指す、ファッションで社会貢献を志す生徒10名の夢の実現のサブ画像1

【ファッションスクール「coxco Lab」立ち上げの背景】

NPO法人DEAR MEは、2015年よりフィリピンの貧困地区で暮らす子どもたちと共に「夢を描く」ファッションショーを計9回開催して参りました。誰もが生まれた場所に関わらず、夢を描く機会の創出を目的にイベントを開催してきましたが、一方で貧困地区の人々の将来の選択肢が限られている現実を目の当たりにしてきました。私たちの主なマニラの活動地域では、ゴミを分別し販売するスカベンジャーやトライシクルの運転手など、その日暮らしの仕事をしている人が大半です。活動地域の一つである「パヤタス」でのゴミを分別するスカベンジャーの収入は、1日約100ペソ(約250円)程度です。2021年12月の調査では、フィリピンの全人口1億903万人のうち、23.7%が生活に必要な食べ物やものを十分に享受できていない、貧困層にあたるというデータもあります。(データ元 フィリピン統計局)
私たちは貧困の連鎖を断つためには教育と雇用が重要だと考え、本スクールを開校する運びとなりました。
「coxco Lab」では、将来的に同スクールの卒業生をグループ企業や連携企業で雇用することで、NPOの社会貢献活動と事業を循環させ、教育と雇用創出により、持続的に貧困問題の解決を目指します。
 

【日系初】フィリピンのファッションスクール「coxco Lab」が目指す、ファッションで社会貢献を志す生徒10名の夢の実現のサブ画像2_コロナ禍を経て2023年2月に開催した3年ぶりの有観客ファッションショーコロナ禍を経て2023年2月に開催した3年ぶりの有観客ファッションショー

 

【日系初】フィリピンのファッションスクール「coxco Lab」が目指す、ファッションで社会貢献を志す生徒10名の夢の実現のサブ画像3_2023年2月5日「coxco Lab」開校式の様子2023年2月5日「coxco Lab」開校式の様子

【生徒たちのファッションで描く夢と、その先。】

2023年2月に開校した「coxco Lab」では現在、10名の若者が通います。イラストレーションやアートの授業の他、4月からは縫製の授業が開始されます。

生徒たちは、マニラのパヤタスやバゴンシーランという貧困地区で暮らしています。そして生徒のバックグラウンドはさまざまで、中には過酷な環境で生まれ育った人も少なくありません。
10代から両親と暮らせない環境で育ち、兄弟を養うために中学校を中退し働かざるを得なかったり、若年妊娠の経験がある人もいます。そんな過酷な経験をしてきた生徒たちですが、好きなファッションで描く「夢」をもとに自分だけではなく、より良い社会創りに還元したいという想いが共通しています。
「昔から裁縫が好きで、服作りをしている時だけは辛いことを忘れられた。自分の心を救ってくれたファッションで家族や社会に還元したい。」「コロナ禍で家族や地元のコミュニティの人々が仕事を失い、生活苦に陥る様子を見てきた。だから私は、大好きなファッションで人々を雇える立場になって守りたい。」「フィリピンはストリートチルドレンが世界一多い国。だから、ストリートチルドレンを助けたい。」

【日系初】フィリピンのファッションスクール「coxco Lab」が目指す、ファッションで社会貢献を志す生徒10名の夢の実現のサブ画像4_生徒たちとの面談の様子生徒たちとの面談の様子

【日系初】フィリピンのファッションスクール「coxco Lab」が目指す、ファッションで社会貢献を志す生徒10名の夢の実現のサブ画像5_ファションショーで夢を語る生徒ファションショーで夢を語る生徒

【coxco Labが実現する夢】

「coxco Lab」は2023年2月にマニラ ケソン市に開校し、現在は毎週土曜日に対面授業を行い、平日は自宅で学習できるオンライン授業を実施しています。初年度はバッグやポーチなどの小物の製作、次年度は洋服のパターンや縫製を学びます。卒業後はグループブランド「coxco」の他、フィリピンの連携企業での就職や日本の連携企業への派遣を通して、雇用創出を目指しています。
生徒たちの夢をサポートし、好きなことに夢中になれる公平な社会を創ることが私たちの夢です。

【日系初】フィリピンのファッションスクール「coxco Lab」が目指す、ファッションで社会貢献を志す生徒10名の夢の実現のサブ画像6_「coxco Lab」でイラストレーションの授業を受ける生徒たち「coxco Lab」でイラストレーションの授業を受ける生徒たち

【日系初】フィリピンのファッションスクール「coxco Lab」が目指す、ファッションで社会貢献を志す生徒10名の夢の実現のサブ画像7_協賛企業のひとつ、株式会社マルチョウの長谷川社長のスピーチに耳を傾ける生徒たち協賛企業のひとつ、株式会社マルチョウの長谷川社長のスピーチに耳を傾ける生徒たち

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

【特定非営利活動法人DEAR ME】

「誰もが夢を描き、夢中になれる公平な社会」をビジョンに掲げ、2015年より国内とフィリピンで活動を開始。ファッションと教育を通して社会課題の解決を目指すNPO団体です。
フィリピンではこれまでに計9回ファッションショーの開催のほか、現在は日系初のスクール「coxco Lab」をケソン市にて運営。一人一人が持つ夢と輝きから、「貧困」「環境」などの様々な社会課題の解決に挑み、より良い世界を目指して一歩ずつ活動しています。

Webサイト:https://npodearme.com
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