花を通じて社会をHUG(ハグ)する体験型の花農園『ローランズファーム』横須賀市にオープン

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自然な形で育てる中で生まれたものを排除しない、新しい社会包摂モデルを体現したファーム

排除なく、誰もが花咲く社会を目指すフラワーショップ「ローランズ」を展開する株式会社ローランズ(所在地・東京都渋谷区 代表・福寿満希)は、花を通じて新しい価値(多様な美しさ)に出会う体験型の花農園『ローランズファーム』を、2023年7月29日(土)、神奈川県横須賀市長井にオープンします。またオープンに際し、主に報道関係者やご家族を対象にしたオープンイベントを開催します(同29日、詳細後述)。

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当花農園は、自然な形で育てる中で生まれたものを排除しない、新しい社会包摂モデルを体現したファームです。約600坪に広がる横須賀の広大な土地には、農薬を使わず自然に育てた四季折々の花(7月現在はひまわり)が咲きます※1。不揃いに育ちやすくなりますが、それらを剪定せずに残し、一般的には「規格外」として廃棄される花を「オンリーワンの1輪」として届けることで、多様な美しさや新たな価値との出会いを提供します。

花を通じて社会をHUG(ハグ)する体験型の花農園『ローランズファーム』横須賀市にオープンのサブ画像2_※栽培予定の花のイメージです※栽培予定の花のイメージです

一般的に物流段階や店舗運営において廃棄される花は仕入れの30〜40%、本数にして10億本(経済損失:年間1,500億円)といわれています※2。その中には、形やサイズが「規格」と違うという理由だけで廃棄されるものも少なくありません。ローランズはこれまでも、再生紙製造やドライフラワー加工による様々な商品企画を通して花の再生に取り組んできました※3。そしてさらにこの問題に根本的に取り組むためには、花の生産段階から携わる必要があると判断し、今回、当花農園のオープンを決めました。これにより、花の生産から販売までを通して、市場の規格に捉われずありのままの花々をお届けして参ります。

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ローランズは在籍するスタッフの約7割が障がいや難病と向き合っていて、当花農園の運営も同様に当事者が中心となって行ないます。人も花も「定められた美しさ」で規定されるのではなく、多様な美しさを全て抱きしめる(HUGする)文化を広げることで、『排除なく、誰もが花咲く社会』を作ることを目指しています。当花農園が、そんなやさしい社会につながるきっかけになればと考えています。

多様な美しさを全て抱きしめ、やさしい社会を作るために存在する花を「HUG FLOWER(ハグフラワー)※4」と名付け、当花農園で栽培されたものはローランズ各店舗の店頭やECサイト、都内各地のマルシェでも提供していきます。

当花農園では、花摘み・花束づくりなどの体験も提供しており、花束はお持ち帰りいただくことができます(要事前予約、摘み取り+花束制作セット 3,500円)。また、自然と共存する取り組みや(椎茸の菌床を使った発酵エネルギー体験、ソーラーパネルの導入)、ビニールハウスの壁面を活用したアートペイント体験やフォトエリアの提供も予定されています。

※1:  栽培予定の花・植物:(夏)ひまわり (秋)マリーゴールド (冬)スイートピー (通年)サンセベリア

※2: 引用元 https://www.asahi.com/sdgs/article/14851229

※3: 具体的な取り組みについてはこちらをご覧ください。 ( Flower Ring -花の再資源化Project- https://flower-ring.jp/ ) 

※4: ローランズファームのHUG FLOWERはローランズの店頭およびECサイトでも販売いたします。(ECサイト 29日より/ 店頭 30日より)

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  • 当花農園の価値提供・コンセプト

『花を通じて社会をHUG(ハグ)する』

多様な美しさを全て抱きしめる(HUGする)文化を広げることで、『排除なく、誰もが花咲く社会』を作る。そんなやさしい社会を作るための一歩を踏み出すきっかけの提供を行います。具体的には以下の取り組みを行っています。

①独自の栽培と出荷基準

農薬を使わず自然と共存する手法で育てた花を、高い出荷基準を設けて選別するのではなく、「オンリーワンの1輪」としてさまざまな商品・サービスでお届けします。

②地域への貢献

障がい当事者が地域で誇りを持って働き、生き生きとした生活を送っていくために、地域社会・経済の一員として包摂できる環境を創り出していきます。また観光・就労の両面から地域の魅力を伝えることで、地域活性化へ貢献します。

【主な連携農家】
ブロ雅農園(花の生産)、永島農園(椎茸菌床の熱発酵に関して)

③自然との共存

太陽光や発酵熱などの自然エネルギーを取り入れ、農薬を使わず自然を守る手法で育てるなど、自然と共存した花農園作りに努めています。椎茸の菌床を使った発酵エネルギー体験やソーラーパネルの導入、ビニールハウスを活用したアートペイント体験など、さまざまな取り組みを行なっていきます。(今秋頃、別途発表予定)

  • オープンイベント(7/29)について

日時:2023年7月29日(土) 10:00-12:00

場所:ローランズファーム(神奈川県横須賀市長井1-732)

実施内容:開園式、プレゼンテーションおよびデモ(ロスフラワーに関してなど)、園内見学・写真撮影、体験(花摘み取り・花束制作)

対象者:メディア報道関係者、その他関係者や近隣の施設など

※ 取材を希望されるメディア関係者様、および参加を希望される方は、以下のフォームにて事前登録をお願いします。( https://forms.gle/ZYekpSxcqfn2tAaZA )

  • 当花農園について

名称:ローランズファーム

所在地:神奈川県横須賀市長井1-732

交通手段:京浜急行「三崎口」駅より「荒崎」「横須賀駅」「横須賀市民病院」「長井」行きにて「小根岸」で下車し、徒歩1分

京急急行「横須賀中央駅」東口より京急バス「三崎東岡行」行きにて約30分「長井」で下車し、徒歩4分。

開所日:2023年7月29日(土)

敷地面積:約600坪

近隣施設:『ソレイユの丘』、『横須賀すかなごっそ(農産物マルシェ)』

「排除なく、誰もが花咲く社会」を目指し、花や緑のギフトや空間装飾サービスを通じて障がいや難病と向き合うスタッフを多数雇用。現在70名のうち50名の当事者が活躍しています。運営するフラワーショップ「ローランズ」は原宿と天王洲など都内5箇所に拠点を構え、心を整えながらチームアップで働く環境を整備し、職場作りの新しい形として注目を集めています。

企業が単独で取り組む日本の障がい者雇用にチームアップ手法を取り入れるため、2019年にウィズダイバーシティLLP(組合)を設立。国家戦略特区と連携し、複数の企業が協業して障がい者雇用を生み出すプラットフォームを構築。現在10社と共同で15名の雇用を作るなど、新しい雇用方法を提案しています。

今年(2023年)6月には、花や緑に関わる仕事を目指す障がい当事者の就職を支援する「ローランズフラワーアカデミー(就労移行支援事業所)」がスタートしました( https://academy.lorans.jp/ )。

・株式会社ローランズのコーポレートサイト ( https://lorans.jp/ )

・フラワーショップ「ローランズ」のECサイト ( https://lorans.shop-pro.jp/ )

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