■当日のレポート詳細
https://note.com/cosmosgirl/n/n297124cae4ee
花山天文台は京都大学付属の天文台の1つで、1929年に設立された、日本では2番目に古い施設です。
現在は、京都市の観測環境が光害や空気の濁りなどで悪化していることに伴い、人工衛星のデータ解析や研究、理論や数値シュミレーションの研究に使用されています。
上記に加え、京都大学の学生や近隣の高校生の学習の場、日中の太陽フレアの研究にも活用されています。
施設には、同型の望遠鏡の中では世界で唯一現役で稼働している「45cm屈折望遠鏡」や、日本最古の現役望遠鏡「ザートリウス18cm屈折望遠鏡」など、歴史ある望遠鏡が設置され、最先端の研究に使われています。
天体研究のさらなる発展のため、京都大学が世界における天文学の観測・教育・研究拠点の1つとして、新たに岡山に新たな天文研究施設を設立したことで、花山天文台は国からの支援の対象から外れることとなりました。
しかし、「花山天文台」は文化的にも研究的にも非常に貴重な施設であることから保全していこうという活動が民間で起こっています。
その旗頭のひとりとして、財団法人を設立し「天文台をみんなの宇宙テーマパークにしたい」というビジョンの元、オンラインを中心としたイベントをスタートし、精力的に活動されています。
今後は、100人規模のセミナー配信を第1の目標として設定し、学生の実習や天体観望会、講演会やワークショップ、コンサート、展覧会なども開催される予定です。
天文イベントには「Queen」のギタリスト「ブライアン・メイ」さんが訪れたことも
天文台の年間の存続そのものを応援するクラウドファンディングのイベントに「Queen」のギタリスト「ブライアン・メイ」さんが訪れた際には望遠鏡に「Forever」のサインがを記し、現在も残されています。
今回のお話を通じて、「花山天文台」の歴史的な価値を天文学的な側面と文化的な側面で学ぶとともに、先人たちの天体・宇宙研究を支えた施設を保全していく活動にかかわる方々の想いを強く感じる時間になりました。
天体・宇宙の研究には関わってきた様々な方々の想いを実現していく一助となるべく、わたしたちコスモ女子も「2022年度に女性中心のチームで人工衛星を打ち上げる」という目標を達成して、宇宙業界を盛り上げる一翼を担っていくために活動してまいります。
≪コスモ女子について≫
「宇宙を身近な存在に」をテーマに発足した女性コミュニティ。
宇宙に関する専門的な勉強会から、宇宙がちょっぴり気になる初心者でも楽しめるイベントなどを定期的に開催しております。
宇宙に興味のある女性のキャリア形成、ビジョン実現を応援し、たくさんの女性が宇宙業界で活躍できる場を増やすことを目指しています。
世界初の女性中心のチームで人工衛星を打ち上げるプロジェクトも進行中です。
※2022年度打ち上げ予定
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≪理念・目的≫
SDGs5番目の目標である「ジェンダー平等の実現」をMissionに掲げる株式会社Kanattaが、「宇宙を身近な存在に」という理念のもと、【コスモ女子】を発足させました。
現在社会課題として、今後の日本の基幹産業となるポテンシャルを秘めた宇宙産業の人材不足が懸念されています。
特に宇宙業界に携わる女性の比率は、他の業界と比べるとまだまだ低い状況です。
コスモ女子は、これから勉強会やイベント開催を通じ、女性にとって宇宙のキャリアを身近なものにし、幅広い方々が宇宙関連で活躍できる場を増やすことを目指しています。