メディアが⻑野県の⾼校⽣・大学生・社会人ら30名と共にSDGsを考えるプロジェクトが始動、⽴場や世代を越えてサステナブルな未来を⽬指します。8⽉9⽇(火)「ジェンダー」をテーマに意⾒交換をするイベントを開催しました。
本で唯⼀、丸ごと⼀冊SDGsを特集し続ける⼥性誌『FRaU』(株式会社講談社〔本社:東京都⽂京区、代表取締役社⻑:野間省伸〕刊)と、NAGANO SDGs PROJECTは、共同で⻑野県の⾼校⽣・大学生・社会人ら30名と共にSDGsを考えるプロジェクト「長野の私たちから地球の未来を変えるはじめかた。」を実施しました。
- 「長野の私たちから地球の未来を変えるはじめかた。」とは
このプロジェクトは、講談社FRaUと信濃毎⽇新聞というメディア2社が、SDGsについてZ世代との意⾒交換を⾏うことにより⽴場や世代を越えたサステナブルな未来の実現、意思の共有をしていこうという取り組みです。
信濃毎⽇新聞はかねてよりSDGsを県内で知ってもらい、実⾏してもらうことを⽬的とするNAGANO SDGs PROJECTを推進しており、専⾨家による学校授業である「出前授業」など教育現場に向けた活動を実施してきました。
NAGANO SDGs PROJECTと信濃毎⽇新聞社の呼びかけに応じた6校22名には、ジェンダーとダイバーシティをメインテーマとした『FRaU2021年8⽉号 』(2021年7⽉13⽇刊)を寄贈します。
【寄贈先】(五十音順)
佐久長聖高等学校
長野清泉女学院高等学校
長野日本大学高等学校
文化学園長野高等学校
信州大学
清泉女学院大学
- 【当日レポート】長野の私たちから世界を変えるはじめかた。
新聞社と出版社が共同開催するイベントではあるものの、できれば学生のみなさんの活発な意見交換を行ってほしい! ということで、当日は、パネリストもファシリテーターも学生のみなさんにお任せしてパネルディスカッションを実施しました。内田佑香さん(信州大学 経法学部)の見事なコーディネイトのもと、ジェンダーをテーマに活発な意見交換が行われました。出た意見も多様性に富み、制服のあり方、自分たち自身が声を上げることの必要性、性別に限らず多様性を許容するにはまず「広い視野で自分と異なることを否定しないこと」からはじめたい、などなど建設的なものがたくさん。
「長野の私たちから世界を変える、はじめかた。」のタイトル通りに、長野を起点に変わっていく新しい日本の未来、世界の未来を垣間見ることができる一日となりました。
- NAGANO SDGs PROJECTに関する取り組みについて
未来をつくる子どもたちを中心に、SDGsを全県民に広げ「SDGsを踏まえて行動できる人材」を育てるために、SDGsの啓発や推進に向けた様々な活動を実施。
経済団体・企業・NPO団体・行政機関、そして教育機関等が連携して本プロジェクトを運営しており、主な活動の場である教育現場での取り組みとして、SDGsにつながる各分野の専門家が学校に出向く「出前授業」、また子どもたちがSDGsへの取り組みを宣言し、行動するためのプログラム「みんなのSDGs宣言」の提供、「先生が学ぶセミナー」の開催、「オリジナル教材」の開発・配布等を展開。産業界においては、協賛社をはじめとする企業のSDGsへの取り組み支援や、一般県民に向けたセミナーなどの開催も行っている。
(2020年には、第4回ジャパンSDGsアワードにおいて「SDGsパートナシップ賞(特別賞)」を受賞。)
- FRaUのSDGsへの取り組みについて
『FRaU』は1991年創刊のワンテーマ・マガジン。2018年12⽉に⼥性誌としては世界で初めて⼀冊丸ごとSDGs特集号を刊⾏し話題に。その後、17テーマ全般を扱う『FRaU SDGs号』、海洋プラスチックやフードロスを扱う『FRaU SDGs MOOK』など、⼀冊丸ごとSDGs号を刊⾏し続け、6⽉には11冊⽬となる『FRaU SDGs8⽉号』を刊⾏した。
並⾏して2021年には「サステナブルな旅」をテーマにした『FRaU S-TRIP』シリーズをローンチ。『FRaU S-TRIP徳島』『FRaU S-TRIP ⽇本の国⽴公園』を刊⾏するなど、幅を広げてサステナブルな暮らしを応援し続けている。