日本アクティブラーニング協会とMyProdigyが「SDGsカリキュラム」のマレーシア展開に関する協定に調印

マレーシア全土の学生に対するプログラム実施を視野に協働開始

この度、日本アクティブラーニング協会(東京都千代田区、会長:安西祐一郎、理事長:相川秀希)は、マレーシアに拠点を構えるMyProdigy Global(マレーシア、代表:Jaziri Alkaf Abdillah Suffian)との、マレーシアにおける「SDGsカリキュラム」の展開に関する協定に調印しました。
この協定により、日本アクティブラーニング協会が開発したSDGsカリキュラム(円盤型教材)が、MyProdigy Globalが推進し、マレーシア政府も支援している女性リーダー育成プロジェクト「RISE」(https://www.risemalaysia.com/rise-malaysia-conference)に参加する10代〜20代の女性に対して、オンライン学習コンテンツとして提供されます。
調印式は、マレーシア政府の青少年・スポーツ副大臣、Wan Ahmad Fayhsal Wan Ahmad Kamal氏立ち会いのもと、7月7日(水)にオンライン上で行われました。

 

日本アクティブラーニング協会とMyProdigyが「SDGsカリキュラム」のマレーシア展開に関する協定に調印のサブ画像1_写真左下:Jaziri Alkaf氏、右上:Wan Ahmad Fayhsal副大臣、右下:相川秀希理事長写真左下:Jaziri Alkaf氏、右上:Wan Ahmad Fayhsal副大臣、右下:相川秀希理事長

■背景
日本アクティブラーニング協会が開発したSDGsカリキュラムは、絶対的な正解のない問題が書かれた円盤型教材を用いて、非認知スキルを育成するプログラムです。My Prodigy Global代表でマレーシア議会上院議員のAbdillah Suffian氏は、このSDGsカリキュラムについて、「学生のデザイン思考、批判的思考、レジリエンスなど、様々なスキルを育成し、SDGsの目標を達成するために重要となる自己使命感を醸成する質の高い教育」と評価し、本プログラムの教材及び学習メソッドをデジタル化し、マレーシアで段階的に提供していくことを決定しました。

この取り組みは、初期段階においては、9月よりRISEの教育プログラムの一環として行われ、今後、マレーシア全土の若者の間で包括的に実施されることが計画されています。Abdillah Suffian氏は、この取り組みが「マレーシアの将来の世代に力を与え、国の知的資本を強化する」ものと考えています。

▼RISE
https://www.risemalaysia.com/rise-malaysia-conference

▼現地取材記事
https://www.utusanborneo.com.my/2021/07/09/myprodigy-laksana-program-kurikulum-sdg-di-sarawak
https://sarawakpressdaily.com/2021/07/10/kolaborasi-myprodigy-dan-jala-bagi-program-kurikulum-sdg-di-sarawak/

■SDGsカリキュラムとは
https://activelearning.or.jp/ourservice/service-details_01/
SDGsカリキュラムは、SDGsを自分ごとで考え行動する人財を育成する教育活動。100人いれば100通りの答えがでる絶対的な正解のない問題に対して、個の力、チームの力で解答することで、自分ならではのものの見方や考え方を伸ばしていくプログラムで、国連事務総長特別顧問としてSDGsを提唱した Dr. Jeffrey D. Sachs、Center for Sustainable Development at Columbia University、Millennium Promiseより認定を受けています。

■日本アクティブラーニング協会
https://activelearning.or.jp
大学教授・海外大学・企業等との連携による高大社接続プログラムや、演劇メソッドを取り入れたワークショップ等を通じて、60,000人以上の学生・社会人と実践してきたアクティブラーニングの実例から引き出した有形無形のナレッジを、学校教育、企業研修等、全国の多様な教育現場に役立てるために発足した社団法人です。現在、脱ガラパゴスの教育改革の実現を目指す有志による「教育改革推進協議会」、これからの学びや評価において重要な役割を担う「eポートフォリオ」の活用推進に向けた「教育ポートフォリオ」研究会等を運営しており、SDGsポイントプロジェクトの推進を通じて、社会貢献モデルの普及も行っています。

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