企業が行う新しい流通の仕組み『日々のてまひまマーケット2022』参加企業募集スタート!

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〜企業に福祉商品販売の場を提供してもらうことで社会課題解決に参加できる仕組みを創る。新しい買い物の形〜

株式会社ふくしごと(本社:福岡県福岡市、代表取締役:橋爪大輔)は、障害者の賃金向上を目的とした「日々のてまひまマーケット2022」の参加企業を2022年8月1日より公式HP(https://hibitema.com/)から募集開始します。

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弊社(株式会社ふくしごと、以下ふくしごと)では、2016年より「厳選した福祉商品のカタログを企業や団体へ回覧いただき販売する」という仕組みを構築し、企業に福祉商品を販売する場を提供してもらうことで、安定的な生産が難しかったり、マーケティングやプロモーションができなかった福祉商品の流通を創っています。

多くの企業で取組んでいるSDGs。目標8「働きがいも経済成長も」では、「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する」ことを目指しています。といっても、突然新しいことを始めるのは難しい。そこで企業の活動として「厳選した福祉商品のカタログを企業や団体へ回覧いただき販売する」という仕組みに参加することで、社会や社員からの共感を得ることにつながります。

▼申込みはこちらから▼
https://forms.gle/whgxhqLXLtrHob7Z7

〈日々のてまひま〉誕生の背景

日本人の13人に1人が障害者だといわれています。彼らは普段障害者施設に通い、それぞれの障害の度合いに応じて様々な仕事や作業を行っています。その中に障害者自分たちで商品を作って販売している施設があります。

これまで就労支援施設では障害者の居場所づくりを大切にしてきた一方で、2006年に障害者自立支援法が施行され、障害がある人達が就労し、より多くの工賃(障害者施設での収入)を上げて、収入を得ようという流れが生まれました。福祉の受け手から納税者へという発想です。障害者がもっと収入を得ることができるようになれば、本人の生活の自立に資することはもちろん、増大し続ける社会保障費を減らすことにもつながります。

 

 

さらに企業が障害者雇用を増やしたり、施設に仕事を発注できるようになると、働き手が減少する企業に対して、企業の事業成長にも貢献できるのです。

私たち「ふくしごと」は、障害者が社会ともっとつながり、多様な関わり方がある未来を目指し、障害者の働く環境を考えたり、企業との関わりを生み出す事業を展開しています。

 

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その一つとして企業と施設をつなぐ「日々のてまひま」が誕生しました。

日々のてまひまマーケットとは?

「日々のてまひまマーケット」とは、九州各地の福祉施設で作っているユニークな商品をセレクトして、企業に販売する場を提供してもらう仕組みのことです。
参加企業には、企業毎に専用のECサイトアドレスが発行されるので、社員様にECサイトから商品を購入いただきます。購入した商品は決められた期日に、企業に一括で配送されます。

企業が店舗の代わりになることで、販売コストを削減し、施設の非効率な生産コストを賄います。
企業のマージンは0%ですが、支出も0%のため、企業にリスクはありません。
また施設単体ではこれまで担えなかった、プロモーション費用や営業コストは、ふくしごとにて請け負うため、施設の負担も0%。受注生産のためリスクもありません。
 

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日々のてまひまマーケット2022 参加施設紹介

今回紹介する施設は、スパイスカレーを中心に健康なレトルト食品をつくる「イエローキッチン」、九州南端の大人気チョコレートブランド「Kiitos」、有機栽培の玄米商品を展開する「とわ・え・もあ」、施設に転職したパティシエが手がけるスイーツショップ「KADAN」の4施設です。

・スパイスカレー(佐賀県 イエローキッチン)

 

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・チョコレート(鹿児島県 Kiitos)

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・玄米パフ(福岡県 とわ・え・もあ)

 

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・パウンドケーキ (佐賀県 KADAN)

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障害者とつながり「応援したくなる企業」に
これまでCSR(Corporate Social Responsibility)活動に取り組んできた企業も多いことでしょう。「企業の社会的責任」と訳される通り、企業が社会で活動する上で良いことだという認識はある一方で、活動が本業には直接関わらない範囲にとどまったり、コストに悩んでいるという話も聞きます。

一方で、多くの人は社会的なものを購入したい意欲はあっても、わざわざ商品を探したり、販売する場所に出かけることは面倒で購入に至っていません。

そこで企業が社員に購入する場を提供すれば、大きな費用を出費しなくても企業のCSR活動としてPRすることができ、社内にも企業の姿勢を伝えることができます。会社単位での購入もでき、社員とその家族へ日頃の感謝やお歳暮等に活用もできます。

施設商品購入は、福祉の社会課題やダイバーシティを考えるためのきっかけだと私たちは考えています。全国にある9000以上ある就労支援施設(B型)が商品やサービスの質を高め、消費者から必要とされる。そしてその先の地域を支えるコミュニティになったり、企業のビジネスパートナーになっていくと社会の様々な課題解決につながります。まずはそのための出会いの場を作りたい。それがこの「日々のてまひまマーケット」です。

2022年スケジュールと目指す展望

●スケジュール
企業申込期間  2022年8月1日(月)〜2022年9月9日(金)
注文受付期間  2022年10月3日(月)〜2022年10月19日(水)
注文の締切日  2022年10月19日(水)正午
商品の受渡日  2022年11月16日(水)運送会社より納品

●少し先の未来の経済を照らしていくために
障害のある人が働き手となったり、福祉商品がマーケットに参入することで働き方の多様性や新しい経済価値が生まれ、課題解決につながると考えています。
心地よい社会の循環のために、今後も活動をつづけていきます。

【会社概要】
会社名:株式会社ふくしごと
所在地:福岡県福岡市博多区千代1-20-14
代表者:代表取締役 橋爪大輔
設立:2015年2月12日
URL:https://fukushigoto.co.jp/
事業内容:障害福祉施設の商品開発・製造・販売、障害者のアートを使ったデザイン・絵の使用権販売、障害者施設と連携した企業の人材育成、障害福祉施設の調査・研修・コンサルティング、障害福祉施設の設計デザイン、障害福祉の情報発信

・公式WEBサイト
https://hibitema.com/

・公式Instagram
https://www.instagram.com/hibitema/

ご興味を持ってくださるメディアの方は、下記のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
皆様の取材のご協力をよろしくお願いいたします。

【本件に関する報道関係者からのお問い合せ先】
株式会社ふくしごと 担当:大西、森山
TEL:092-403-0091 FAX:092-403-0087
MAIL:[email protected]
 

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