凸版印刷、新たな「温室効果ガス排出削減目標」が国際的なイニシアチブSBTの認定を取得

2021年制定の「トッパングループ2030年度中長期環境目標」における「温室効果ガス排出 Scope1+2: 2017年度比 32.5%削減」で新たに認定取得

 凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀治、以下 凸版印刷)は、2021年に設定した「トッパングループ2030年度中長期環境目標」における2030年までの温室効果ガス排出削減目標(Scope1+2)で、このたび国際的なイニシアチブ「SBTi(The Science Based Targets initiative)」の認定を取得しました。

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 「SBT」とは、気候変動抑制に関する国際的ルール「パリ協定」達成のために、企業が科学的根拠に基づいた中長期の温室効果ガス排出削減目標を設定する取り組みです。

 凸版印刷はすでに2019年2月にSBT認定を取得、温室効果ガス排出削減を推進してきました。さらに「パリ協定」が目指す「世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)もしくは1.5℃に抑える」という目標へのさらなる貢献を目指し、2021年には「トッパングループ2030年度中長期環境目標」を策定し、2019年度より2.5%引き下げた「温室効果ガス排出 Scope1+2: 2017年度(1,373千t)比 32.5%削減(446千t減)」の目標を設定しました。このたび、この目標値がSBTiの更新審査を経て認定取得となりました。

  凸版印刷は本SBT認定を受け、グループ全体で温室効果ガス排出削減への取り組みを一層強化し、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきます。

■ 凸版印刷のサステナビリティの取り組み

 凸版印刷は「国連グローバル・コンパクト」を活動の原則、組織の社会的責任に関する国際規格「ISO26000」を活動の指針、「SDGs」を活動の目標として取り入れ、サステナビリティにかかわる活動を展開しています。
 2019年11月に公表した「TOPPAN SDGs STATEMENT」では、SDGsへの更なる取り組み強化と経営への統合を宣言。2020年11月13日に公表した「TOPPAN Business Action for SDGs」では、SDGs貢献に向けて事業で注力する分野を特定しています。
 また、将来にわたってあらゆる生命が存続できる持続可能な社会の実現に向け、環境課題への長期的な取り組み方針を定めた「トッパングループ環境ビジョン2050」を2021年1月に策定。本ビジョン策定に合わせ、当社のSDGs全社活動マテリアリティ「環境配慮・持続可能な生産」のKPI(Key Performance Indicators)を見直し、「トッパングループ2030年度中長期環境目標」として新たな数値目標を設定しています。
 凸版印刷は今後も、ステークホルダーの皆さまとともに持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進し、透明性の高い情報開示を継続して行っていくとともに、「DX(Digital Transformation)」と「SX(Sustainable Transformation)」によってワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーとして、ESGへの取り組みを加速させていきます。

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

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